「BOOK on BOOK」は、これまでになかった本の飾り方を提案してくれる

本の楽しみ方はさまざまだ。

中の情報を消費するのは当たり前。メッセージを込めたプレゼントとしても優秀。そして何より、こだわり抜かれた装丁は、インテリアとして機能するものも多い。

ここで紹介するのは、そんな“飾りもの”としての本の役割にフォーカスし、従来とは違った見せ方を提供してくれるアイテム。表紙を見せるのがこれまでの主流だったけれど、これからは、お気に入りのページを飾るなんてどうだろう?

本が持つ「世界観」を
より一層引き立てる

この「BOOK on BOOK」は、好きなページを開いたままにするために作られた、アクリル製の透明な本。使い方はシンプルで、その名の通り本の上に乗せるだけ。

本を開いておくための道具はこれまでにも色々な商品が発売されてきたが、そのほとんどは実用性だけを重視したもの。しかし、「BOOK on BOOK」は、プロダクトとして完成された一冊の本の世界観をより引き立てるためのものだ。

もちろん、“見せる”だけでなく、“読む”としても活躍。両手がふさがっている時でも、透明度の高いアクリル越しに読書を楽しめる。実際に開発のきっかけとなったのは、ごはんを食べながらでも快適に本を読みたいという欲求だったのだそう。

職人の手で
一つひとつハンドメイド

今でさえ実現されたこの特殊な形状。はじめは、製造が困難で量産不可能となっていたのだとか。

ところが、静岡県のアクリルメーカーVathtel社による、数えきれないほどの試作検討によって製造が可能に。職人が、肉厚のアクリル板を一つひとつ加工、研磨している。

構想から7年。紆余曲折を経て、ようやく発売された「BOOK on BOOK」。価格は6,048円(税込)で、購入はこちらから。その佇まいはもはや、使わない時でも飾りたくなるほどだ。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。