広さ1㎡の小さなオフィスで働く、スマホ修理屋さん。

「スペースは充分。快適だよ」と、店主のRob Kerrさん。座っている場所は、使われなくなった赤い電話ボックスの中だ。ロンドンでは、これを建物代わりに活用することが一般的になってきていると言う。

彼のお店「Lovefone」は、そのうちのひとつ。ここでは、iPhone、iPad、Macbookや、Google Nexus、Samsung製品といった、各種デバイスのクイックリペアや無料充電サービスが受けられる。

電話ボックスに、こんにちわ!

修理は30分ほどで済むそうだ。雨の日は不便そう…なんてのは余計なお世話かもしれないけれど、本人いわく、扉を締めたり専用のキャノピーをつけたりするだけで、問題なく仕事ができるので心配ご無用とのこと。

ロンドン内に35箇所まで増設する目標を掲げており、体格が大きい人や、閉所恐怖症の技術者を雇えないところが悩みどころだそうだ。求人の募集要項は、この3つ。

・テクノロジーに熱いパッションを持ってる?
・素晴らしいサービスを楽しんで提供できる?
・電話ボックスの中にフィットする?

古くなった電話ボックスをリユースでき、地元の人々からの評判は上々。旅行者にとっても嬉しい駆け込み寺になるかもしれない。

Licensed material used with permission by The Lovefone Company
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。