そこは、ケチらないでいこう。将来の糧になる「ちょっといい経験」

大きなプロジェクトを終えたときや、仕事の成果を出したとき、自分へのご褒美としてちょっとした贅沢をしたいと思うもの。でも、理想の贅沢とはいったいどんなものでしょうか。

気分を高め、新たな活力につなげるための贅沢は、ただ高価なものを買う、ブランド品を身に着けるということでは実現できないような気がします。それより地に足の着いた「等身大の贅沢」を楽しむことが、自分の糧になるのではないでしょうか。

そこで、20代のうちに知っておきたい、ちょっとした贅沢の方法を紹介します。

雰囲気のいいダイニングで食事

普段はコスパを重視して、おいしくて安い店を選ぶのがベストですが、ちょっとした贅沢をしたいときは、お店の雰囲気も条件のひとつにして選ぶといいでしょう。とはいえ、あまりに高級、高価なレストランや料亭に行っても、逆に気疲れしてしまうかも。

それより、雰囲気の良さにフォーカスしてレストランやダイニングを選ぶ方が等身大な贅沢ができるはず。料理もお店の雰囲気も含めて、いつもより「ちょっといい」食事が、明日への活力につながります。

革靴をメンテナンスする

むやみに新しいものを買うより、自分にぴったり合うものをケアしながら使うのが、本当の意味での贅沢かもしれません。とくに普段使いからよそ行きまで幅広く使える革靴は、質の高いものを長く履き続けると、自分の足にぴったり馴染んでくるもの。

もし家に、よそ行きのいい革靴が眠っているなら、ちょっとした贅沢のひとつとしてメンテナンスに出してみましょう。プロの手にかかって生まれ変わった革靴を、自分の相棒として履き続けてみてもいいのではないでしょうか。

定額ストリーミングサービスを楽しむ

「え?これが贅沢?」と思ったあなた、意外と利用していなかったりしませんか?

音楽や映画のエンターテイメントは、ときに気分転換のパートナーとなり、ときに気の利いた話題の種となってくれます。そんなエンタメとの新しい出会いを楽しめるのは、やっぱり定額のストリーミングサービス。

気分にあわせて音楽プレイリストが探せたり、視聴履歴から好みにあわせた映画のレコメンドをしてもらえたりと、多様な作品との巡り合い方も楽しみのひとつですよね。

こちらもだいたい月1,000円程度の定額サービスが主流なので、失敗を恐れずいろいろと見てみることをおすすめします。不朽の名作から最新作品まで目を通しておけば、あらゆる世代の人との会話を盛り上げる教養として、いつかあなたの糧になる日がくるはずですよ。

ちょっといいシートで国内旅行

心も身体もリフレッシュさせてくれる旅。頑張った自分へのご褒美にぴったりです。さらにちょっと贅沢な気分を味わいたいなら、飛行機での移動時間もゆったり楽しむためにシートのアップグレードをするのはどうでしょうか。

JALの『クラスJ』なら、国内線の運賃にプラス1,000円で通常のシートより18cmもピッチが広いゆとりのあるシートに座ることができます。

「18cm」と数字で見るとあまりピンと来ない、という人もいるかも知れませんね。でも、これが座ってみると全然違うんです。圧迫感はないし、足も組みやすい。トイレにも立つ時も通路に出やすいです。シートには脚を乗せるレッグレストが付いていて、座り心地もばっちり。座席には上質な本革を使っているので、雰囲気からも贅沢感を堪能できるんです。

半年ほど前から予約ができるため、あらかじめ予定が決まっている人は早割を利用すればさらにおトク。空席があれば当日でも普通席からのアップグレードが可能なので、出張帰り、頑張った自分へのご褒美として利用するのもアリ。

「ちょっとした贅沢」に最適な選択と言えそうです。

地に足の着いた贅沢こそ自分の糧になる

「贅沢」と聞くと、高価なものを買ったり、高級なお店で食事をしたりと、たくさんのお金を使うことを連想しがち。でも、そのせいで生活にゆとりがなくなったり、気疲れしてしまったりしたら、それはきっと、自分のためになりません。

ちょっといいものを嗜む、等身大の「贅沢」こそ自分の糧になってくれるもの。20代のうちからそんな経験をたくさん積んでおけば、物事の本質がわかる理想の大人、つまり「一流」に一歩近付けるのではないでしょうか。