日曜日の朝は「肉を焼く」からイギリス男の一日が始まる
日曜日のイギリスの朝といえば「サンデー・ロースト」。発祥であるヨークシャーでは、昔から日曜日に肉を食べる習慣があるそう、その際に食べるロースト肉のことを総称してこう呼んでいます。
朝からじっくり、肉を焼く
オーブンでローストしたかたまり肉、野菜、ポテトの上からたっぷりのグレイビーソースをかける。お肉の種類は問いません。ここでは鶏肉で紹介しています。
さてこのお肉を食べる習慣、もともと日曜日の礼拝を終えた後、帰ってからすぐに食事を始められるよう、外出時に肉や野菜をすべてオーブンに入れて火にかけておいたのが始まりだとか。不安で礼拝どころじゃなさそうですが…大丈夫なのかな。
〈材料〉
・鶏もも肉:300g
・お好みの野菜(にんじん、ブロッコリーなど):適量
・タイム(ドライ):小さじ1/2
・オリーブオイル:大さじ1
・塩:小さじ1/3
・おろしにんにく:小さじ1グレイビーソース
・A しょう油:大さじ1
・A 赤ワイン:大さじ3
・A はちみつ:大さじ1/2
〈つくり方〉
鶏もも肉にタイム、オリーブオイル、塩、おろしにんにくを揉み込んでおきます。これを野菜といっしょに250℃に予熱したオーブンでこんがり焼けるまで10分ほど焼き、鶏もも肉だけ先に取り出し器へ。あとはすべて鍋へ(この時、肉汁もいっしょに)。Aを加えてとろみがつくまで煮込み、器に盛り付けたら、鍋に残ったたっぷりのグレイビーソースをかけてどうぞ。
お肉を食べる習慣ですが、ベジタリアンの人はきのこをローストしていただくそうですよ。