失恋に、ありがとう。そこから学んだ13のこと
どんな別れも、何かしらの痛みを伴うもの。「Elite Daily」のPaul Hudsonさんは、つらい恋愛経験を乗り越えて「13の貴重な学び」を得たと言います。
大失恋をし、この世の終わりだと感じているすべての人に捧げたい記事を紹介しましょう。
01.
「最悪な未来」から救ってくれた
「別れる」という選択肢を選んでくれて、本当に感謝しているんだ。当然だけど、それを選択肢として捉えて実行したこと自体が、もうふたりの関係に愛がないことを示しているからね。
たとえそのとき別れなかったとしても、きっとどこかで関係は崩れていただろう。どうしても幸せな人生が歩めたとは、思えない。早いうちに別れてくれたことには、感謝しているくらいなんだ。
02.
人間は冷酷になれるもの
キミが愛で溢れていることは、知っている。でも、とてもダークで冷たい一面もあると思うんだ。僕はその一面が好きだし、嫌いでもある。もちろん無慈悲でいることも勇気がいるかだろう。でも、相手に寄り添うことで人はより良いパートナーになれると思うんだ。
親しい仲だったキミが、ここまで冷めた態度になったことで、この世には酷な人間もいるもんだ、と分かったよ。おかげでこれからは怖いものなしだ。
03.
もっと自分に合う人がいる
僕に必要なのはキミじゃないし、僕の要求に応えられるのもキミではない。あえて正直に言うけど、キミじゃ物足りないんだ。
いつも何か「ズレ」を感じていたけど、それは、幸せになるための鍵をキミが握っていないことにあったのかもしれない。きっと、どの道うまくいかないことをお互いに見据えていたんだろうね。
04.
別れたときの傷の深さ
ここまでの「どん底」な気分になるなんて、キミに出会うまで知らなかったよ。自分でも驚くほど深い傷を負った。ようやく「大丈夫」と思っても、毎回キミとの思い出に押しつぶされていたよ。
05.
痛みに強くなった
共感しづらいかもしれないけど、キミを失って僕は大きな喪失感を感じたんだ。それは、生きていけるかすら心配なくらいに。
それでもいま、僕は生きている。笑顔にだってなれる。一生傷つかないとは言い切れないけど、そこまで弱くないってことを教えてもらったんだ。
06.
何にでも打ち勝つ強さ
キミを忘れることができたから、なんでもできる自信がついたし、どんなゴールでも達成できると思えるようになったんだ。
キミとの別れを乗り越えることで「やろうと思えば、何だってできる」っていう考え方を手に入れることができた。
07.
人は変わっていく
キミは僕の友だちから、親友に、そして徐々に僕のすべてになっていった。なのに、いまではまるで赤の他人。どうしてこうなったのかも、いつこうなったのかも、思い出せないくらいだよ。
でも正直、ふたりの関係に少し疑問を抱いていた。「うまくいかない根拠」もそのときはまだなかったんだ。でも別れることによって「変わらないものなどない」ということをキミから教わったよ。
08.
恋愛は、とても困難なもの
もちろん、「恋愛は難しい」なんて話は山ほど聞いたことがある。でも、映画なんかだと「恋に落ちる→最後はめでたし、めでたし」じゃないか。そういうものを期待していたのに、まるで騙された気分さ。
キミとの関係には、できる限りの努力を費やしたつもりだ。それでも、うまくいかなかった。でもそれは、きっと僕だけのせいじゃないよね?
09.
恋愛は本当に人それぞれだ
恋愛を難しくしているのは、人間そのものだと思う。だって人の感情は「気まぐれ」だろう?
好き嫌いだって変わるし、恋愛に求めるものだって時と共に変わっていく。いろんな人と付き合うことによって、恋愛の形は様々だということを知ることができたよ。キミと別れなければ、それさえ知ることができなかったと思うんだ。
10.
誰でも、新しい恋を見つけることができる
僕は、誰かがいないとダメなタイプなのかもしれない。よくないのはわかってるんだけど、こればかりはどうしようもない。
キミは、僕の初めての彼女だった。でも最初で最後ではなかった。キミに置いて行かれたときはつらかったよ。でも時間と共に傷は癒え、また恋に落ちることができたんだ。
諦めかけていたけど、何億もの人がこの世には存在する。その中で「誰かしらいる」と思うのは、そこまで非現実的ではないだろ?
11.
失恋を乗り越えてこそ「いまの自分」がある
あまり細かいところは説明しないけど、つまりはそういうことだ。キミと過ごした時間や別れがなかったら、いまの僕は存在しなかった。
傷も涙も、全部いまの自分に刻み込まれている。おかげで僕は、今の自分を誇らしく思えるよ。
12.
「前へ進む強さ」を身につけた
キミに切り捨てられたから、僕は前へ進むしか選択肢がなかった。もちろん時間はかかったけどね…。キミがあんなヒドい別れ方をしてくれたから、逆に気持ちを切り替えるのもそこまで苦じゃなかったのかもしれない。
キミにとって僕はどうでもいい存在だということを知って「愛されていないんだ」ということを直に感じることができた。本当の僕を受け入れられなかったのは、僕を本当に愛していなかったということだよね。
だから僕は、前へ進んだんだ。
13.
自分に合う人はきっと見つかる
キミを「過ち」とみなさなかったら、僕は一生自分に合う相手と出会えなかったかもしれない。キミと時間を過ごすことで、僕にどのような人が合っているかを知ることができたんだ。
まだ、その相手とは出会えていないかもしれない。でも、キミと別れたことは最高な決断だったと思っている。だから正直、心配はしていない。タイミングが合えば、きっといい人に出会えると思う。それまでは、自分らしく生きることに専念するよ。
ありがとう。そして、さようなら。