夏の「冷え性」に悩む女子必見。体を温めるコツとは?

「体が冷えるということは血流の悪いところがある。つまり、体内のバランスが崩れている証拠。女性がよく生理痛や、頭痛、肌のトラブルなどに悩んでいるのは、冷えに直結しているからであり、体を温めることでそれらを緩和できる」

そう書いてあるのは、医学博士・小池弘人先生監修の書籍『オトナ女子の不調をなくす カラダにいいこと大全』。この本では冷え性に悩む人に対して効果的なアドバイスをまとめています。「薬に頼らない冷えの改善方法」とは?

まずは自分の「冷え」を
自覚する

「手足が冷たくないから、私は冷え性ではない」と思っているとしたら、それは勘違いかもしれません。お腹に手を当ててみましょう。他の皮膚よりも冷たく感じたら、それは隠れ冷え性の証拠。お腹、つまり内臓が冷えているのです。

自覚がないと冷え対策がおろそかになり、内臓の機能低下、胃腸炎や膀胱炎などの婦人科系疾患の元になります。そのまま放置しておくのは危険です。お腹を温めたり、足浴やマッサージをしたりして、血行を改善することを心がけてください。

ここで、隠れ冷え性チェックをしてみましょう。

・直接お腹を触ると、冷たく感じる
・よく顔がほてったり、のぼせたりする
・胃腸が弱い
・冷たい飲み物をよく飲む
・平熱が35度台
・風呂は湯船につからず、シャワーのみ
・肩こりがある

ひとつでも思い当たるものがある人は隠れ冷え性の可能性があります。では、効率的に体を温めるコツは?

大きい筋肉
太い血管を温める

温めても、温めても、体が冷える…。それは「温め方」が間違っているのかもしれません。効率的に温めるには、「お腹」「お尻」「太もも」「二の腕」などのいわゆる大きい筋肉を温めること。また太い血管が通る「首」「手首」「足首」を冷やさないようにすることが大切です。

ここで、道具を使って体を温める方法を紹介しましょう。

・五本指の靴下を履く
足指が1本ずつ温められるので、足先の冷えが改善されます。汗を吸収するからムレず、ニオイ対策、水虫防止にもなります。

・湯たんぽ
保温性はずば抜けて高いです。乾燥もしないのでオススメです。

・蒸しタオル
(濡らしたタオルをしっかりしぼり、電子レンジで1分ほど加熱)
即効性があります。肩や首に当てると血流がアップして、肩こりの解消に繋がります。顔は当てると毛穴が開いて、肌の老廃物も除去されます。

これらを使って、大きい筋肉と太い血管のある箇所をしっかり温めてみましょう。

冷え予防に
オススメの天然素材

体を温めるなら綿やシルクなど天然素材の下着がオススメです。それぞれの特徴がこちら。

・綿
吸収性と保温性に優れた繊維です。ただし、汗をかいたらすぐに取り替えないと体が冷えるので注意してください。

・シルク
人間の肌に近いタンパク質でできているので下着として万能。1年中身につけられます。

・ウール
保温性に優れているので冬場に着用するといいでしょう。毛糸のパンツやレッグウォーマーを取り入れるとなお良しです。

反対に、化学繊維の下着を着用すると、デメリットが生じてきます。化学繊維は保温性に優れていますが、吸湿性が低いのが欠点。体を温める作用がかえって汗冷えを誘発するのです。

また、原料が石油なので静電気が起きやすく、これが血行の流れを悪くしているという説もあります。とくに敏感肌の人は肌を傷つける恐れがあるので避けたほうが良いでしょう。

夏野菜より、冬野菜を

東洋医学では食材を、体を温める「陽」、冷やす「陰」、その中間の「平」に分けています。見分けるポイントは、収穫場所と旬です。基本的に暑い地方で収穫された果物や野菜、夏が旬の食材は体を冷やす効果があります。

なので、夏場の野菜はなるべく温サラダにして食べるのがコツです。

反対に、寒い土地で獲れたものや、冬が旬の食材には体を温める作用があります。根菜類も大地のエネルギーを吸収しているため、温め効果は抜群。色で分けるとすれば「赤・黒・オレンジ」は体を温める、「青・白・緑」は体が冷えやすいもの、と覚えておきましょう。

具体的に分けると…

・体を温める野菜
カボチャ、玉ネギ

・体を冷やす野菜
トマト、キュウリ、ナス、セロリ、レタス、大根

また、薬味でよく使われるネギ、ショウガ、ニンニクは、血の巡りをよくして体を温める効果があります。ショウガは乾燥、もしくは加熱したものにすると良いでしょう。

食べ物の選び方ひとつで、冷えは改善されます。まずは「赤・黒・オレンジ」の果物や野菜を意識して摂取してみてください。

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