エコな温活といえばコレ!おすすめ「湯たんぽ」【7選】
さまざまな「エシカル」で「サステイナブル」なアイテムが登場している昨今。
新たに開発されたものに注目が集まりがちですが、あらためて見渡してみれば、今までの暮らしのなかにだってそうしたアイテムはあるものです。
その一つが、手軽に取り入れられるエコな温活こと「湯たんぽ」。
湯たんぽは、お湯を入れ替えれば繰り返し使えて環境に優しいアイテムですが、もちろん身体にも優しく、自然な温かさで私たちを冷えから守ってくれます。
素材やデザインなど、種類もさまざまな「湯たんぽ」のなかから、今回はおすすめのものを7つご紹介。ぜひともお気に入りを見つけて、暮らしのなかに取り入れてみてください。
どんな種類の湯たんぽがある?
①素材
湯たんぽの素材はじつにさまざま。
比較的リーズナブルな商品が多いのが、プラスチック製のもの。大きさもさまざまあって扱いやすく、雑貨店をはじめ、最近では100円ショップなどでも購入することができるようです。
ゴムやシリコンなど柔らかい素材でできたものも割と手に入れやすいですが、こちらは形が変形することを活かして身体を温められるのも大きなメリットです。
ステンレスやトタン、銅など、金属製のものは丈夫で、熱伝導率も高く、保温力も高め。直接直火で温められるものがほとんどで、そんな点も便利で人気があります。
同様に陶磁器製のものも保温力が高く、自然な温かさが長時間続くため虜になってしまう人も多いよう。
素材によって、温まり方や耐久性、メリットなども少しずつ違うので、用途に合わせて複数個を所持しておくというのもアリかもしれません。
②形、デザイン
2Lほど入る大きめサイズのものは、保温時間も長く、身体のさまざま部分を温めることができます。
一方、500ml前後のお湯が入る小さめのサイズは、使い勝手がよく、オフィスに持っていったり、アウトドアでも活躍。
形も今ではさまざまなものがあり、昔からよく見かけるような楕円形や口のついた枕型などだけでなく、全長が80センチ以上もある長いタイプや、円盤型、表面に突起が施されていて「ツボ押し」や「マッサージ」機能を有しているユニークなものまであります。
さらに最近の湯たんぽは「カバー」にまでこだわりがたくさん。
シンプルなものから、まるでぬいぐるみのような遊びゴコロたっぷりのもの、デザインだけでなく、機能性も兼ね備えたものなど、本体だけでなくカバーを選ぶ楽しみもあるのです。
おすすめの湯たんぽ【7選】
①ヒザに乗せたら立ち上がれない
「猫型」湯たんぽ
猫……とはいえ、残念ながらフサフサとした毛は生えていません。しかし、耐熱シリコン製のすべすべとした背中は、いつまでもナデナデしていたくなってしまう不思議な肌触り。
お腹側からお湯を入れて使うのですが、どうしても今すぐ温まりたい!というときは水を入れた状態でレンジに入れ、チンして温めることもできます。
膝の上はもちろん、デスクの上に置いておいて、指先が冷えた時にペトっとくっつけて温めるのもアリだな〜と思いました。
②雪国「新潟」生まれの
冬を楽しむための湯たんぽ
寒くて震えているときに「これいいよ」って雪国生まれの人に勧められたアイテムがあったとしたら、それ、だいぶ説得力ありますよね。
この「FD STYLE 湯たんぽ」は、新潟で生まれました。新潟といえば全国有数の豪雪地帯。その新潟からやって来たっていうんだから、もうこの時点で間違いなさそうです。
ステンレス製の本体は、燕市で一つひとつ職人の手によって、カバーは長岡市栃尾の「白倉ニット」によって作られています。
コンパクトでどこにでも持っていけそうだから、室内で使うだけではもったいないかな?と考えていたら、アウトドア用のバーナーを使って直接温められることも発覚。デザインもイケてて、機能的。これは、積極的にキャンプなどにも連れ出さないとですね!
③まるで足湯みたいな
「履く」湯たんぽ
まずは、「ヒエヒエになった足先」を「ホカホカの足湯」に突っ込んだときのあの気持ちよさを思い出すところからスタートしていきたいと思います。
その流れで、この「クロッツ やわらか湯たんぽ 足用ショートタイプ」の威力を想像してもらえば、もう完璧です。
この湯たんぽは、名前からもわかる通り「足に履くタイプ」のものなんですが、作ったのはなんと大分県・国東市のウェットスーツ専門メーカー「ヘルメット潜水」。
ウェットスーツ素材「クロロプレンゴム」」で作った湯たんぽは世界初で、とてもやわらかくて肌触りがよく、断熱性が高いため、保温性に優れているんだとか。
また、生地のなかにある「無数の微細な気泡」の作用で、熱の伝わり具合が緩やかになるため、直接身体に密着させても低温やけどをしにくい構造になっているんだそうです。
④身体中温められる
「長〜い」湯たんぽ
「身体中が寒すぎて、もう一ヶ所を温めるだけじゃすまないよー!」
って時、ありませんか?私はあります。
もし同じように感じる人がいたら、おすすめしたいのがこの「YuYu Bottle(ユーユーボトル)」という全長81cmの長〜い湯たんぽ。
2011年にイギリスで生まれたこの画期的な商品、「長い」という特徴を活かしていろんなことができちゃいます。その最たるものが「身体に巻ける」ということ。
お湯を入れるボトル部分は、環境にも優しく柔らかな天然ゴムでできているので、腰をはじめ首や肩なんかにも巻き付けて使うことができるというわけです。
⑤仕事もできてかわいい
「お魚」湯たんぽ
ドイツのぬいぐるみを湯たんぽにしたという「fashy(ファシー)」のアイテム、「クロウフィッシュ」。
見ているだけで元気になれそうなオレンジ色と白のしましまボディ、ぽってりしたフォルムにちょこんとついた胸ビレ、ヤンチャな表情とほっぺについたそばかす、そのすべてにグッときてしまいますが、かわいいだけじゃないですよ。湯たんぽとしても優秀です。
柔らかな感触なので、座るときに腰に当てても優しくフィットするし、肩に当てたり、ももに挟んだりするのもおすすめ。寝る前にお布団のなかに入れれば、10時間くらいかけてゆっくり温度が下がっていくので、寝汗をかきにくく、体への負担も少なくすんで安眠間違いなし。
⑥マッサージ&ストレッチも可!
「働く人」のための湯たんぽ
この「Relax Biz」以上に働く人をサポートする湯たんぽはないと思いますね。
「ツボ」まで押してくれちゃうんですもん。
それも、足ツボだけじゃありません。裏側は、背中や腰のツボにさらに効果的に当てられる突起がついています。
座ったまま当ててもいいし、休憩のときには上から寝て刺激するのも最高。
そのうえ、じんわり温かいのも最高。
ほかには、足を乗せて温めたり、そのまま立てば、15度の傾斜がついているので足裏のストレッチができたりも。リフレッシュ効果はもちろん、お湯による温めと、ストレッチの相乗効果によってポカポカ度が倍増するというわけです。
⑦めちゃくちゃスタイリッシュな
「瀬戸物」湯たんぽ
ミニマルなデザインのインテリアが好きな方のおうちにも、違和感なく馴染むことができそうなこの「yutanpÖ」は、瀬戸物でできています。
友人に「湯たんぽは瀬戸物のものが一番好き」って言っている子がいたので、具体的な理由を聞いたら、温まり方が気持ちいいとのこと。
瀬戸物の湯たんぽは、プラスチックや金属の湯たんぽとは温かさの種類が少し違っていて、金属ほど熱伝導率が高くないので、湿度のある柔らかな温かさが、身体の芯まで染み込んでくる感じ。
遠赤外線効果が高いので、電気や熱のように空気や空間を温めるのではなく、直接身体を温めてくれるので、乾燥でお肌や喉を痛めることもありません。
湯たんぽを正しく使って
快適な冬にしよう
老若男女、「冷え」は万病の元。
寒い季節に「湯たんぽ」は、冷えから体を守ってくれる心強いアイテムですが、誤った使い方をすると、低温やけどや水漏れなどのトラブルにつながってしまうことも。各商品によって、適量と適温の説明書きがあるので、それをよく読んで、正しく使うことが肝心です。
また、せっかくお気に入りの湯たんぽを見つけたのなら、できるだけ長く使いたいもの。シーズンオフになって収納するときには、しっかり乾燥させて、雑菌やサビ、カビなどの発生を防いであげてくださいね。