涼しげで、インテリアとしてもおしゃれな「風鈴」おすすめ7選【音声あり】

「風鈴の音」は、秋を知らせる鈴虫の声にも似ているとして、昔の人はその音を聞きながら暑い夏を乗り切ったとも言われている。

また風鈴は、かつて中国から伝わった青銅製のものが起源とされていて、よくないものを運んでくる強い風から身を守る「邪気除け・魔除け」として飾られていたとの説もあるんだとか。

今では銅や鉄、ガラスや真鍮、陶器などさまざまな素材のものが作られており、世代を超えて楽しむことができるユニークなデザインのものたくさん。中には通年インテリアとして、季節に関係なく楽しめるタイプのものも生まれている。

そんな、懐かしさと今っぽさを併せ持ち、毎年飾りたくなるような「風鈴」を7つ紹介したい。

まだまだ続く厳しい暑さも、こんな涼しげな風鈴の音色があれば、きっと穏やかな気持ちで乗り越えられるはずだ。

涼しさの演出ならピカイチ?
高岡鋳物の「雪だるま風鈴」

©2020 NEW STANDARD

なんと、「冬の風物詩(雪だるま)」がモチーフになった「夏の風物詩(風鈴)」を見つけてしまったから事態は複雑だ。

スイカやそうめんを食べながら、夏の窓辺で涼しげな音色を奏でる雪だるまを眺めることになるなんて、ややこしすぎる。

でも、何を差し置いても、とにかく見た目がかわいいってことをまずはお伝えしておきたい(それだけでもおうちに迎えたくなってしまうくらいに)。

 

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しゃぼん玉をモチーフにした
「虹色風鈴」がロマンチック!

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一見儚いようでいて、「軌道をひとつに絞らない」ところも、光の当たり方次第でさまざまな表情を見せてくれるように「自分の色をひとつには決めない」ってところも、じつはしゃぼん玉ってなにより強いんじゃないかって気もする。

この「虹色風鈴」は、そんな「しゃぼん玉」がモチーフになった風鈴。

ロマンチックな見た目は、ガラスに施された特殊な加工によるものなんだとか。見る角度によっても印象を変えながら、風に揺れると、鉄や真鍮ともまた違う少し落ち着いたガラスならではの音を奏でてくれる。

 

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タイムレスでジェンダーレスな
山形鋳物の「鉄の風鈴」

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この鉄の置き型風鈴は、950年以上もの歴史を持つ山形鋳物製。

風鈴を手がける鋳心ノ工房では、「伝統工芸は本来は決して保守的なものではなく、その時代においては極めて革新的な、ハードとソフトを合わせ持ったもの」と考えて、その伝統美を現代の生活様式に提案しているんだとか。

確かにこの風鈴は、「スタイリッシュだなぁ」の一言では片付けられない。

伝統に裏付けされた美しさを持ちつつ、年代や性別などの線引きのようなものを感じさせないところが、今の世の中の価値観にとてもフィットしそうな気がする。

 

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中川政七商店とKINCHOが
コラボした「蚊取り線香風鈴」

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「金鳥の蚊取り線香」の、先端から細く立ち上る煙の香ばしい香りを嗅ぐと、なんだかいろいろな夏の日の出来事を思い出してしまう。そんな人も多いのでは。

これはそんな“蚊”取り線香の「金鳥」と、奈良の工芸である“蚊”帳織でふきんを作る「中川政七商店」がコラボレーションし、江戸風鈴の老舗「篠原風鈴本舗」が手がけた「金鳥の夏 日本の夏 渦巻きの江戸風鈴」という商品だ。

風が吹くと、小さな蚊取り線香型の鐘が江戸風鈴の特徴であるギザギザの鳴り口に当たって、カランコロンと軽やかな音を響かせてくれる。

 

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琉球ガラスとサンゴが奏でる
沖縄の鈴音、「海風風鈴」

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飛行機に乗って行けなくたって、感じることで、大好きな場所はすぐそこにあるように思う。この夏たくさんの人が旅行を諦めた沖縄だって、例えばこんな風鈴という形で、すぐそばに感じることができるかも。

この「海風風鈴」が作られているのは、目の前に東シナ海が広がる沖縄・読谷村の工房。琉球ガラスでできた水色の本体に、薄く泡模様を入れ、さらに青や緑のラインを流すことで沖縄の海を表現し作られているんだとか。

「サンゴ」で作られた鳴らしの部分が琉球ガラスにあたり、クリアで涼しげだけど、素朴でもあり、なんだか温かい気持ちにもなる音色を響かせてくれる。

 

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フワフワの綿毛が揺れる
タンポポ風の「置き型風鈴」

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「吊るす」ばかりが風鈴じゃない。

こんなふうに、置くタイプのものだってあるんだな。

道端に咲くタンポポの姿をイメージして作られたというこの風鈴の名前は、まさに「TANPOPO」。綿毛の部分が揺れると、台座の内側に突起が当たってかわいらしい音色が響く仕組みになっている。

座は富山県高岡市の伝統産業である「鋳物」の技術によって作られている真鍮製。ゆらゆらと揺れる綿毛を見ていると、なんとも言えない穏やか〜な気持ちになってくる。仕事でやなことがあっても、大好きな人とケンカした後でも、この風鈴があれば切り替えもうまくいっちゃうかもしれない。

 

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ひょうたんの中を金魚が泳ぐ
ノスタルジック「江戸風鈴」

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ちょっと変わったひょうたん型の風鈴の中を、赤と青の金魚が泳ぐ姿は、なんとも涼やかでかわいらしい。

意外と知らない人も多いかもしれないが、ガラスの風鈴がすべて「江戸風鈴」というわけではない。

「江戸風鈴」と言う呼び名は、その第一人者である篠原儀治氏が名付けたもので、その始まりは、江戸中期に長崎のビードロ師が江戸でビードロの実演をしたことがきっかけとされているんだとか。のちにその長崎で技術を習得した江戸の問屋が販売を始めたことで、ガラスの風鈴が江戸中に広まったそうだ。

 

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