部屋に飾りたくなるモノトーンな「地図」

マップを額装して部屋に飾る。絵になりますよね。でも、その多くはアンティーク調のものだったり、やたらと実用的なものだったりしませんか。

スタイルを選ばない、という意味で言えばこのアーバンマップはかなり秀逸。ミニマルな部屋でも、主張しすぎず個性を出す。これで1枚当たり1,000円弱ならば、飾る場所を考えてしまいそうです。

道路のほか、
余計な情報は描かない

用途にもよりますが、一般的に地図といえば道路や建物で構成されたものをイメージするかと思います。ないしは、そこに海があり、山があり、川があり。これらがカラフルに色分けされていたりするわけですが、ここに紹介するシティマップ「Urban Prints」は、無駄な情報を一切省いてしまいました。モノクロで表現したのは「道路」のみ。

きちんと額装して壁面を飾れば立派なインテリアとして主張します。もちろん、ただ立てかけておくだけでも絵になる。自分が訪れたことのある街をコレクションしていく、という楽しみ方もいいですね。

じつは、すべて手書きから始まる

マップは全12都市。上段左からサンフランシスコ、マンハッタン、東京、シカゴ、ロサンゼルス、シアトル、下段左からトロント、メルボルン、ソウル、ヨハネスブルグ、パリ、サンティアゴ。

現在12都市で展開する「Urban Prints」、意外だったのはいづれもデザイナーが現存する地図を元に、各都市をいちど手書きでスケッチしたうえで、コンピューターに反映させているという点。

Googleマップなどからダウンロードすれば早いようなもの。けれど、道路だけで構成された地図に仕上げるため、何日間もかけて線画をデザインしていくんだそう。モノクロのシティマップは、こうして作られていたのです。

主張しすぎないデザインだからこそ、部屋の用途を限定せず、どこに飾ってもらしく見える。このさりげなさが、現代の都市生活にマッチしないはずがない、ですよね。

センスに共感できる人はコチラから。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。