殺風景な場所も、プロが撮るとここまで絵になる
「選択の芸術」とも言われる写真は、たとえ同じ景色でも、切り取り方によって全く違うものに仕上がります。たとえばプロフォトグラファー・Vijceさんがシャッターを切ると、何の変哲もない場所がこんな風に。
光が差し込む
この場所は…
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101978/1a029cfefaaca4851b7701fa5dde29c359340eee.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101979/382ad6f120f01c16b737364f88556346d9013d19.jpg)
モノクロームな世界で物思いに耽る人に、やさしい光が差し込む中ゆっくり下るサラリーマン。
これ、どこで撮影したかというと…
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101977/adca34a13d728f25d2d5ea9c98f1ea23e7f25350.jpg)
どこにでもありそうな駅の階段。
続いてこちら。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101981/68a5c752d5da542ffb806f565db6b6a5ba7392f9.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101983/17132453363dfd73f151d034c71b154efe87e7bb.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101985/e4a63c4011775798517082fe40a917a247362ac7.jpg)
カラーフィルムでアンニュイな雰囲気が醸し出されていたり、まるでソール・ライターかのような赤い傘が映える画に仕上がっていたり。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101984/894da1b642e728a35514419c1801b16717956a3a.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101982/da4af7879c3a164a1cf98c16ad59e144a4eace42.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101986/1295147d9b0524c3720f9220b91d643eecdb5e72.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101987/d353f356d78f3576f3dd758801cd6bd65458bc5b.jpg)
ここはもうお分りの通り、
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101980/fae2a4325d1416d0edf849631d2511cd19f83d42.jpg)
何の変哲もないエスカレーターでした。
心で考えて
魅力を引き出すんだ
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/101988/394c0ee29881236c2d76261a1a877051603870b2.png)
Vijceさんは、写真を撮るときのコツを次のように話しています。
「大切なのは、とにかくいろんな角度からその場所を見てみること。
どんな場所でも、ユニークなショットを撮ることはできる。自分の足で歩いて、普段は見逃していた魅力を見つけるんだ。見下ろしたり、見上げたり、近付いてみたり、遠ざかってみたりね。
どんな風にその場所を切り取るのが一番素敵か、しっかりと心で考えるんだ。きっと、自分にしか撮れない素晴らしい作品が生まれるはずだよ」
いつも素通りしているあの場所で、あなただけのショットを見つけてみるのもいいかもしれません。
Licensed material used with permission by Vijce