自転車を修理中の男性が、ヘッドバンドをしている理由

パソコンやスマホに不具合があるとき、ほとんどのメーカーが電話やチャットを利用した遠隔サポートで対応してくれます。軽い故障なら自分で修理ができる便利なサービスですが、ある問題が。

コレ僕の場合ですが、あまり専門的なことを言われると、もう何がなんだかさっぱり分かずパニクる。でも意外といると思うんだよなぁ、そういう人。でもこれからは……。

分からないことは
「SENSEI」に聞く!

その名の通り「SENSEI」は、自分ではどうにもならない家電のトラブルや、修理なんかを遠隔で専門家の指導を得ながら、直してしまおうというもの。ゆえにSENSEI。

写真の男性がおでこに付けた丸いヘッドランプみたいなもの、内部には小型カメラが仕込まれていて、それをモニタリングしながらトラブル対応していくという、構造はいたって単純な遠隔サポート。

自分の目線をシェアすることで
的確なアドバイスをもらう

使い方はこんな感じ。

SENSEIを頭に装着して、トラブル内容に最も近いジャンルから専門家を選ぶ。その人へと電話をつなぎ、状況を伝えると、修理の仕方を教えてくれるんだそう。

おでこに装着した際のルックスに抵抗感を抱く人もいそうですが(苦笑)、ここが重要。トラブっている本人がいま何を見ているか、この「目線」がカギになるんですよね。

いくら同じものを見ていたって、シロウトには何がなんだかサッパリ分からないときもある。こんなときも心配無用みたいです。SENSEIたち側からも、レーザーポインターを照射して指示をしてくれるようになっているようだから。それもあのヘッドバンドから。

パソコン、自転車、家電製品…その道のエキスパートたちが、専用アプリを通じて直したいモノや聞きたい人を選べる構造。まだ試作段階なのか、詳細な価格は発表されていないようですが、こうしたサービスはありがたい。

さらに、AIに相談ができるようなシステムの開発も進めているらしく、相手が会話中で電話をすることができないという状況も少なくなっていきそうですね。

Licensed material used with permission by Daljinder (DJ) Sanghera, SENSEI Home Page
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。