賢いパートナーの選びかた。
賢くパートナーを選ぶ。そんなロジカルにモノゴトが上手くいかないことくらい理解しているつもりです。が、それにしたってこの動画(「The Schoool of Life」)言うに事欠いて、自分の過去とちゃんと向き合えば、素晴しい人生が開けるパートナーとの出会いが待っている、だって。
メカニズム?対処法?まあ、まずは読んでから。
ロマンチックな関係は長続きしない
ロマンチックな関係は、優しい夢のような関係です。でも、それは最初だけ。たいていの場合は長続きしませんし、たとえロマンチックな関係のまま結婚できたとしても、二人が幸せになることはほぼありません。相手のことをよく知りもせずに、相手に幻想を抱いたまま結婚するのは昔のお見合い結婚みたいですよね。
直感を信じろとはよく言いますが、よく考えてください。クラブやバー、ウェブで知り合った人に運命を感じ、ロマンチックな関係になり、結婚して、良い結婚生活は築けると思いますか?最初は幸せな結婚生活ができても、そのうち結婚という枠組みに苦しむようになります。まるで政略結婚させられた中世の貴族のように。
確かに、計算高くパートナーを選ぶよりも、ロマンチックな関係を築いて恋に落ちた方が良いように聞こえますよね。でも、恋に落ちるときだって、私たちは無意識に相手を選んでいるのです。その時、私たちはどのように相手を選んでいるのでしょう?
「幼少期の思い出」に
私たちは縛られている
どうやら、私たちは自分を理想通りに扱ってくれる人を好きになる傾向があるようです。その理想とは人によって違いますが、どれも親子関係に起因するもの。子供時代に、自分たちの親が接したように自分に接してくる人を好きになる傾向があります。それは、“親近感” が湧くから。大人になっても親の影を追っている、と言っても良いかもしれません。
例えば、子供時代にお父さんとちゃんとしたコミュニケーションを取れなかった女性が大人になって選ぶのは、彼女とちゃんとしたコミュニケーションを取らない男性。少し変に聞こえるかもしれませんが、私たちは大人になると、子供の頃の人間関係と同じようなものを自分の周りに作り出そうとするのです。
良い人がいても、反応できない
悲しいことに、子供時代に親にひどい扱いを受けた人が運よく、誠実で信頼できる良い人に出会えたとしても、その人を拒絶しがちです。誠実で信頼できる良い人は、“良すぎる”ように感じてしまうから。今まで自分が接してきた人たちがあまりにも違いすぎて、戸惑ってしまうからではないでしょうか。
子供時代の思い出から抜け出すために
新しいカテゴリーの人を見つける
私たちは、家族や子供の頃に出会った人たちと同じカテゴリーの人たちを、大人になっても求める傾向にあります。でも、一度自分の傾向を知るとそこから抜け出すこともできる。
まだ、自分が知らない新しい、そして素晴らしいカテゴリーの人たちを見つけにいきましょう。自分の子供時代の思い出にケリをつけ、それから自由になりましょう。きっと良い出会いがあなたを待っているはずだから。