あなたなら「I LOVE YOU」をなんと翻訳しますか?

夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と翻訳した、という都市伝説が一時期話題になりましたね。真意のほどはさておき、ロマンチックだとは思うのです。

知的でキザで、かっこよく言えたらきっとこの上なく気持ちいい。たまにはそんなふうに愛を伝えてみたいけれど、想像するだけでこっぱずかしいのも現実。それなら、自分なりの思いを、さらりと言葉にできる環境を整えてしまいましょう。

見上げても見下ろしても
そこに広がるのは最高の景色

©TOKYO-SKYTREE

日本で一番月に近いデートスポットはどこか。それは、ドバイのブルジュ・ハリーファに次いで高い、地上350mにある……そう、東京スカイツリー®です。

天望デッキから見下ろす東京の夜景はもちろん綺麗ですが、実は見上げても最高の景色に出会えることをご存知でしたか?

というのも、東京スカイツリーから望む月が、今年“日本百名月”に認定されたんです。お月見シーズンのこれからの季節、ぜひとも見に行きたい!

何千年も前から
秋は月の“旬”だった

そもそもなぜ秋に月を愛でるようになったのでしょう?秋の乾いた空気の中では月が澄んで綺麗に見えるからなんて話や、昔は収穫祭のことをお月見と言い、サトイモや豆をお供えしていたところ、やがて満月に似せた丸い団子に変わっていき、積み上げた団子の先端は月へ向かう霊界に通じていると言われるようになった、なんてスピリチュアルな言い伝えも諸説あり。要は、何千年も前から秋は月の“旬”だったというわけです。

そんな季節に見るスカイツリーからの眺めを想像してみてください。天望デッキのガラスは、景色が光の反射で見づらくならないように傾斜がついているので名月鑑賞にはバッチリ。秋の夜長に、見下ろせば東京夜景、見上げれば日本百名月だなんて、最高の贅沢じゃないですか。お月見シーズンに合わせて、名月イベントも開催中なので要チェック。

【イベント概要】

TOKYO SKYTREE® MOON LIGHT NIGHT

開催期間:2017年9月1日(金)~10月4日(水)

金曜日の夜はJazzライブを開催
「月の名曲」に酔いしれて

期間中の金曜日にあたる9月1日、15日、22日、29日には、天望デッキで生演奏によるJAZZライブが楽しめます。これはなんと、スカイツリーでも初となる試み!日本を代表するサックス奏者・MALTA率いるMALTA Planet Bandが、月にまつわる名曲などを演奏。限定の名月カクテルを片手にJazzの音色に揺られてみたいところ。

そのほか、9月6日(水)の満月の夜には、星空が好きな女性たち、「宙ガール」の代表的存在でもある篠原ともえが、月や夜空の魅力を伝えるトークショーも開催。月にまつわるトリビアで好奇心を満たすのもいいですね。

あなたなら「I LOVE YOU」を
なんと翻訳しますか?

トリビアといえば、十五夜は有名ですが十六夜(いざよい)についてはご存知でしょうか。不思議な読み方の語源は、「ためらう」という意味の「いざよう」が名詞化したもの。15日の満月に比べて、16日の月の出が「ためらうように」遅いことから、いざよいと読むのだとか。漱石の「I LOVE YOU」じゃないけれど、「月がためらう」なんて奥ゆかしくて、素敵な表現です。

この上なくロマンチックな景色と音楽、少しだけお酒の力も借りて、いつもは言えない素敵な言葉をパートナーに贈りませんか?