愛が深まる「ケンカの仕方」。
昔、彼氏と喧嘩することが嫌いだった。別れに一歩近づいた気がしてならなかったから。でも今振り返ると、そもそも「喧嘩=別れ」ではない。話し合いをして初めてわかる相手の気持ちもあるから、結局はやり方次第なんだなと。
「Elite Daily」のライターTayi Sanusiさんも、「喧嘩しないカップルの方が心配」とキッパリ。「本当にする必要がなければいいのだけれど、避けようと我慢するのはダメ」とのこと。であれば、どうやって喧嘩をすればいいの?
01.
喧嘩は「2人でする」
ことを忘れない
これは私が1番苦手なこと。カッとなったら、恋人が一言も口を出せないくらいのスピードで話し始めてしまう。
不満がある時って、物事には2つの側面があるということを忘れてしまいがち。でも、どんなに自分が正しいと思っていても、互いに意見を言う機会があってこそ公平な喧嘩と言える。相手の言葉をかき消すことなく耳を傾けることこそ、相手を大事に思っている気持ちを表すことになる。
個人的には、これこそ「言わなければ良かった」と後悔することなく、喧嘩をある程度のレベルで納める秘訣だと思う。例え許されないようなことをしたとしても、喋る権利はあるのです。
02.
相手の話を遮らず聞くこと
喧嘩が別れの原因にならないためには、互いの話に耳を傾けること。
なぜかって?順番に話すことをやめた瞬間に、相手にかぶさって話してしまうことになるから。そうなると、自分の番だと感じている人が聞いてもらおうと、大きな声で話し始めます。気づけば顔を近づけて大声で言い合いをすることにもなりかねない。その時点で、冷静に解決する方法は無くなってしまっていることになる。
とはいえ、浮気など、喧嘩の種がとても繊細なことだと落ち着いて話すことができないのも無理ないわ。そんな時でも、心がけは大切ということよ。
03.
昔のことを持ち出さない
(関係がある時以外)
喧嘩の最中に、相手が話を聞いていないと感じたことは誰にでもあるはず。そんな時、過去にあった「間違い」まで指摘しまいがち。でも、それだけはやめることね。
もし、以前恋人がしたことが未だに許せないなら、そのことについて話し合うことは構わない。けれど、全く関係ない話題で喧嘩をしている最中に持ち出すことは、とっても危険。そこから生まれるのは、違う喧嘩の種よ。
しかし、恋人がいつも同じことをしている「パターン」もある。その場合は、過去の話を持ち出したうえで、自分の言わんとすることを証明するのも手。ただ、細心の注意を払いながらね。
04.
同じ考えの時は素直に認める
どう考えても相手が悪いと思い、喧嘩がヒートアップすると、相手の言い分を認めることが難しくなる。怒りを感じていても、心の中で相手の言うことが本当だと分かっているのなら、認めるといいわ。
結局のところ互いに同じ意見を持っているということを思い出す、良い機会になるかもしれない。例え、相手の考えを認めることが難しい状況だったとしても、気持ちを汲んであげるというのは良いこと。
05.
喧嘩に勝とうとしない
喧嘩の本題からそれ、互いの悪口を言い合って良いことは1つもない。大抵、実は自分が悪いと心の中でわかっている方がこういった行動に走りがち。「勝つため」の最後の手段であり、まったく関係ない事を言ってしまうわけ。
これは本当に良くないわ。喧嘩をしているからって、好き勝手に相手をけなして良いというわけではない。喧嘩中にひどい事を口走ってしまったらといって、簡単に許してもらえると思わないように。
喧嘩中にもし怖いと感じる場合は、すぐに中断してその状況から逃れること。相手が続けようとしても、一歩引いて自分をそこから切り離すこと。2人が冷静になれる時にまた話せばいい。これが最善だという時もある。