マリエ、全国ツアー完走! 「20年後の未来は、明るいかもって思えた」

PASCAL MARIE DESMARAISのデザイナーとして活躍するマリエが、「ファッション」をテーマにツアーバスで全国をめぐった『ALREADY FAMOUS TOUR 17』。ブランドの商品をとりあつかうセレクトショップ、ハイクオリティな商品作りに欠かせない各地のファクトリーや職人、そして、PASCAL MARIE DESMARAISを愛してくれる人々と出会った約1ヶ月の旅は、9月17日(日)、福岡にて無事ファイナルを迎えた。

ツアー前に行ったインタビュー(前編後編)では、ファッションの力に目覚めた幼少期から、パーソンズ美術大学への留学を決意した10代、そしてブランドをスタートするまでの心情まで、しっかり語ってくれたマリエ。その思いを乗せ、また、PASCAL MARIE DESMARAISというブランドを体現することになったツアーだったので、私自身も楽しみにしていたし、ファイナルの福岡では密着&取材させてもらえることになっていたのだが——。

台風18号の影響で、飛行機が飛びませんでした。一生の不覚!

しかし、どうしてもツアー後の話を聞きたい!と思い、インタビューを申し込んだ。そして実現したのが下記のインタビューだ。

現在、マーケットプレイス『GoGetterz』にて、ツアーのエピソードが随時公開されている(要登録・視聴は無料)。私のようにツアーに参加できなかった人も、ぜひ動画を見て空気感を味わいながら、インタビューを読んでみてほしい。

「なんかもう、日本中どこへ行っても
 大丈夫だな!って思えました」 

——ツアーお疲れ様でした。

マリエ:ありがとうございました。

——私は行けなかったので、今GoGetterzの動画で追ってるところなんです。というわけで、私はまだツアー中なんですけど(笑)。

マリエ:ははは。

——同じようにツアー中の方もいらっしゃると思うのでネタバレになるかもしれないですけど……ツアー、どうでしたか?

マリエ:ほんとにたくさんいろいろなことがあって! でも、全員無事故で、健康で帰ってきたことが一番ですね。多いときで10人くらい乗っていて、絶対なんかあるだろうなって思ってたから(笑)。スケボーを3台くらい持って行っていて、みんなで乗ってましたし。

——動画でも映ってましたね! みんな楽しそうにしてましたけど。

マリエ:もちろん楽しかったんですけど、内心すごくヒヤヒヤしてて。「ケガだけはやめて!」と……ほんっとに生きて帰ってきてよかった!(笑)。

——マリエさんはリーダーですからね、やっぱりそこには重大な責任が——。

マリエ:そうですね。肩の荷が下りました。

——お疲れ様でした。それでは具体的なエピソードなんかも訊いていきたいんですが、ツアー中、印象的だったことはありますか?

マリエ:ツアーバスが停まって(笑)。

——えっ(笑)。

マリエ:新潟で。新潟ではニット工場の見学と販売会、どちらもして、みなさんすごくいい方たちで、いい時間を過ごして。「自分たちがやりたいのってこういうかたちだねえ」「ほんと楽しかったねえ」って言いながらバスに乗って「バイバ〜イ!」って言って手を振ったその瞬間にズドーン!と。

——タイミングが絶妙ですね。それで動かなくなっちゃったんですか?

マリエ:そう。もうみんなで笑っちゃって(笑)。私たちは車のこと何も知らないしできないから、「よし、日本酒飲みに行こう!」って(笑)。

——おお、前向きですね(笑)。

マリエ:そのときに、地元の方が「誰かすぐ来れる車屋の友達とかいない?」って声かけてくださって、そしたら5分で来てくれて! 地元の方々の強い絆とか連携プレーを、そのトラブルがあったからこそよりいっそう感じることができたんですね。コミュニティの絆が強いということは、どんな問題あってもこうやってみんなで解決していけるんだなあと。それはすごくおもしろい事件でした。なんかもう、日本中どこ行っても大丈夫だな!って。

——実体験としてそういうことを感じられることってなかなかないですよね。

マリエ:ほんとに! こんな短時間で、全国各地で濃い付き合いができるなんてことなかなかないし、そういった意味では全国でPASCAL MARIE DESMARAISというチームを作った——すごい体験ですよね。

——結局バスはどうなったんですか?

マリエ:2時間半後とかに直ったんですよ!

——おお、すごい!

マリエ:あとは、自分がすごいと思った技術を見たり、実際その現場に行くっていう経験を、チームでできたのは大きかったですね。

 

マリエ:それまでは私が「あのメーカーはすごいんだ」って言って、チームのみんなに信じてもらってはいるけれど、なぜすごいのか、なぜ私がそことやりとりしたいのか……そういうことを肌で体感してもらえていなかったと思っていて。これから一緒にブランドを進めていく上でやっぱりみんなに体感してほしかったから、それが一気にシェアできたのはいい体験でした。

——本当の意味で共有できたんですね。

マリエ:あとは、私たちが自分たちのブランドについて考えるきっかけになった。お客様がどういう人たちなのか、実際に見ることができたので。今って商品を買うときに「生産者が見える」かどうかって、よく言うじゃないですか。どの農家がこの野菜を作っているんだ、とか。

——そうですね。

マリエ:その商品を作っている人の顔はわかるようになってきたけど、じゃあ果たして生産者側はお客様が見えてるんだろうかってすごく考えさせられたんですよ。このニットを作っているのは私たちで、さらに糸屋さんはこちらでって見せるのは簡単だけど、私たち生産者側からお客様の顔って見えてるのか……これからはそれが大事になってくるんじゃないのかと思っていて。

マリエ:それによって、これからのクリエイションがすごく変わってくると思う。顔が見えた分、さらにいろんなことに気をつけなきゃいけなくなるし、もっといいものをあの人たちに作りたいっていうのもあるし。

——前のインタビューでも話してましたよね。選べるチェック柄が5パターンしかなかったときに、「これファンの人が買うんだよなあ」って思って、物作りの責任について考えたと。やっぱり、素材自体の良さとか、それを使って自分はこんなものを作るんだ!ということへのエクスタシーより、誰が買う、誰が使うっていうの部分を重視されている。そういう人ですもんね。

マリエ:うん、そうですね。

——具体的に、お客様の顔が見えたことで「これをやりたい!」みたいな目標はできたんですか?

マリエ:キッズラインをやりたいなあという思いが芽生えて。鹿児島であるファミリーが来てくださって、お父様はUNDERCOVERとかを、お子さんはNEIGHBORHOODのキッズラインを身につけていて、すっごくおしゃれなご家族だったんです。「何をされているんですか?」って訊いたら「僕たち、牛を育てていて」って。酪農をやっているご家族だったんです! そういったすてきな出会いのなかで、私と同じくらいの年齢の方々が、ちょうど子どもができたくらいの人がすごく多かったこともあって。

——それでキッズラインの構想が生まれたんですね。

マリエ:みんなファミリーで来てくれていたんですよ。会場、ちょっとした保育園みたいでした(笑)。

「意外とみんなちゃんと気づいて、
 どんどん進んでた。
 それにすごく安心したんです」

——動画のEPISODE #1では、ツアーの出発前の挨拶で留学時代のエピソードを話されていましたよね。ある人に“Everything happens for reasons.”(=すべての出来事には意味がある)と言われて、そのときはその意味がわからなかったしそれをずっと考えていたと。でもこのツアーってそれを体現していて——それこそ、バスが壊れたっていうのも(笑)。

マリエ:(笑)。ほんとですね、そのとおりだと思います。

——それまで自分のなかだけで抱いていた直感的なものが、どんどん可視化されていくようなツアーだったんじゃないかなと思うんですけど、どうですか。

マリエ:ほんとにそうだと思いますね。おもしろいことに気づいたなあと思ったのは、私と同年代のみんなが同じことに気づき始めて、行動し始めてるなって感じたんです。鹿児島であるご家族が来てくださったときに、お母様が「じつは息子がラーメン屋さんやってるんですよ。もし時間あったら行ってあげてください」っておっしゃって。私はラーメンをあまり食べないんですね。1年に2〜3回ぐらい。でも、Instagramを見せてもらったらすごくおしゃれで、しかも無農薬や地産地消の野菜にこだわって作ってるって聞いてすごく興味が湧いて、翌日のお昼にチーム全員で食べに行ったんですよ。で、「オーガニックのラーメン」って一見おいしくなさそうだったりするじゃないですか(笑)。

——ファッション・オーガニックみたいなのもありますしね。

マリエ:でも、見た目もすごくよくて、野菜もスープも麺もすごくおいしくて!

マリエ:彼の年齢を聞いたら30歳だったんですね。

——まさに同世代。

マリエ:「すごくおいしいのにちゃんとこだわっているラーメンを作っていてすごいですね」って言ったら、「僕は別にラーメンで勝負してるわけじゃないんです」って言っていて、「なんだこの人、めっちゃかっこいい!」と思って(笑)。でも、私たちと似てるなって思ったんです。そのラーメンはもちろんおいしいんだけど、作り方や食の環境を整えればおいしいものができるのは当たり前だという考え方とか。私たちも別に洋服で勝負してるわけじゃないし。

——もちろんいいものを作っているけれど。

マリエ:ファッションという土俵が一緒というだけで、かっこいいもの、センスがあるものを作り出すのは当たり前。それをどう作り出すかというところで大義を謳うっていう。それを、同世代が気づき始めて、いろんなところでやり始めてるっていうのがほんとに嬉しかった。そういう人たちにいっぱい出会ったんですよ。広島で出会ったショップのオーナーさんも同い年だったんですけど、彼は昔、大型のガールズファッションショーで私のフィッティングをしてくれたことがあったらしくて。

——すごい偶然!

マリエ:でもそういう大型のファッションショーってフィッターさんが30〜50人くらいいるから、残念ながら私は彼のことを覚えてなかったんですけど……。

——でも、広島でそうやってアパレルショップを経営されていて。

マリエ:そうなんですよ。「昔マリエさんのフィッターをやったことあります!」っていう人が、今は自分の地元でお店を作って、自分の売りたいものをまわりの仲間に提供してる——それってすごくすてきだなあと思って。そういう、食、お店や売り場、いろんな場面で刺激的な出会いがあったんです。それで、「もしかして20〜30年後の未来は明るいかも」って、単純に思えた。なんかそういう、「あっ、ちゃんといるんだ?」みたいな。

——同じような考えを持ってる人たちが。

マリエ:東京にいると、変な意味じゃなくてリベラルになりすぎてて。そのなかではネクストレベルの話をすごく大事にして話が進んでいくじゃないですか。「もっと世の中がこうなったらいいよね、おもしろいよね」みたいな。だけどふと電車に乗ったときに「なんでこんなに全然進んでないんだろう。私たちどんどんリベラルになっていってるはずなのに」って……なんか、残念に思う部分もあるじゃないですか。そのギャップが、自分はすごくつらいときがあって……。

——ちょっと意外でした。そういうことに対して、100%ポジティブな人かなと思っていたので。 

マリエ:たとえば政治とかもそうだと思うんですよ。この前もニュースを観ていて、政治家が「20〜30年後の未来を」というふうに言っていて。

——正直、「あなた20年後何してるんですか」って思いますよね。そもそも生きてます?って。まあ不謹慎ですけど……。

マリエ:うん、「何言ってるんだろうな?」って私も思ったんですよ。お子さんがいる立場だったら「20〜30年後」にもっと感情移入しやすいかもしれないし、それが本当に純粋で理性的な感情でそう言っているのであればすばらしいことだと思うけど……私には、マーケティングビジネスっぽく聞こえてしまうというか。本当に心の底から今この国をよくしたいって思ってる人たちって、もうちょっと今のことを考えてる気がする。今何ができる、今ここをよくできるとか。

——うんうん。

マリエ:政治家から言わせたらそれじゃいけないと思うかもしれないし、それが経営者なら今を追求するだけではいけないと言われるかもしれないけど、でも、全部今の積み重ねだから。大きな目標はその積み重ねでつねに変動していく。「○○年までにこれを廃止します!」って言っても、聞いている私には「どうせ嘘じゃん」って気持ちがあって、それだったら「○○年くらいまでに、私たちこれくらいのことをしていましょうよ。だから今これをするんですよ」って手前を固めたほうが生きやすいのになあとか、私はそういう考えかな。言葉の綾ひとつなんですけどね。

——そういうところで、全国各地で実際に行動している同世代をみて、「あ、間違ってない」みたいな勇気をもらってきたと。

マリエ:ほんとに、すごくほっとしましたね。意外とみんなどんどん気づいて進んで、ちゃんとそういう思いがあるところにはあるなってわかって、すごく安心したんです。

「ファッション、好きなこと、
 世の中に対して、
 まだまだ望みは叶ってない」

マリエGoGetterzで公開しているエピソードって、実はトレーラーなんですね。本編はまだ1個も始まってない。

——え! 結構しっかりした動画ですけど。本編はどうなるんですか。

マリエ:本編は、もっと「この会社とは一体どういうものなのか」というのをしっかり、でもわかりやすく作ったものになるんです。それとは別に短い15本くらいの映像も用意していて、Instagramで公開しているんですけど、これが本編に促すためにわかりやすい箇所をまとめたものになっています。全部で16本アップしています。

8月23日(水)・24日(木)/新潟

9月9日(土)/広島

9月13日(水)/鹿児島

(その他の動画はこちらから)

――この動画ごとにテイストが違うのは意味があるんですか? 街の空気感みたいな?

マリエ:そうですね、たぶん、動画を制作した彼(家成祐輔/PASCAL MARIE DESMARAIS・ヘッドリーダー)なりの。

――あるんですね、街のイメージ。

家成:この人ロックっぽいなあと思ったりしたら、こういう感じにしたら合うかなあとか。そういうのを考えて作りましたね。

――なるほど、おもしろい。あ、そうだ。ツアータイトルが気になってたんですよ。映画『あの頃ペニー・レインと』の原題が『ALMOST FAMOUS』で、そこからもじって『ALREADY FAMOUS TOUR 17』になったんですよね?

マリエ:そうです、そうです(笑)。

——広島の映像、すごくペニー・レインっぽいなあと。そういう映画的な——もちろんあれは脚本がありますが、ドキュメンタリー映画的なつくりにしようと思っていたんですか?

マリエ:私、あの映画すっごい好きなんですね。祐くんも好きなんです。それでこの企画をやるときに「ああいう感じでファッションツアーできたらおもしろくない?」って言っていて、構想のベースはそこです。

——それを「ALREADY FAMOUS」に変えたのはどういう意図だったんですか。

マリエ:おこがましいなとも思ったんですけど(笑)。直訳すると「すでに有名」だし——でもまあギャグセンスとして。

——ははは。

マリエ:でもね、いろんな意味があるんです。もう有名だからこそ挑戦できることだと思っているのでそこに対しての感謝と、じゃあそんな私たちが有名ということを掲げて一体何するのか——そこにはこういう大義があるんだっていうことと、あと、あのTシャツのイラストは私が描いたんですけど。

——あっ、そうだったんですね!

マリエ:デッサン、100枚ぐらい描いたんです。最初は全然違うデザインでツアーバスとかが描いてあって。でも「こうじゃないかも」って……あれはTシャツの打ち合わせ前の15分ぐらいで描いた絵なんですよ。

マリエ:すでに有名になってるはずなのに、さっき言ってたような「なんでこうじゃないんだろう」とか——それはこの間インタビューしていただいたことと似てくるんですけど——自分がファッションに対して、あと好きなことに対して、世の中に対して、まだまだ望みが叶ってなくて、それに対するいらだちみたいなのを絵で表現してる。そういうデザインなんです。

——そういういろんな感情を乗せたツアーだったんですよね。EPISODE #2では、ツアーで感じていることを「今はまだちゃんとした言葉で伝えられない」「赤ちゃんが喋れなくて泣いている感じ」だと表現していて、ツアーが終わってみてその言葉が見つかったのかうかがいたいんですけど。

マリエ:それは……フルエピソードのほうで使うかもしれないから、今言わないほうがいいかも(笑)。

——ですよね(笑)。そのへんは空気を読みます! じゃあ、見つかったか見つかってないかで言ったら?

マリエ:すごい曖昧でみんなに「そんなこと?」って言われるかもしれないけど………見つかってないのかな? いや、見つかりました。だけどそこはこれからもつねに「悩んでいくのかなあ」って思います。フルエピソードは上映会もやる予定なので、ぜひ観ていただきたいなあと思います。

「来年には、もう……」

——今後のPASCAL MARIE DESMARAISで、何か決まっている予定はありますか?

マリエ:動き出してるのは、あるレストランの制服ですね。パティシエやホール、ソムリエの制服をボタニカルダイ(植物の花や葉などから染料を作成し、媒染剤を使用せずに染色すること)しようとしてるんです。こういう制服は白系が多いけど、パティシエはイチゴで、ソムリエはブドウで、ホールの人たちはコーヒーとかのビーンズで染めてみようかって。そういうこだわり持ちながら空間をデザインしていこうとしているので、結構大きなとりくみなんです。

——おもしろそうです!

マリエ:あとはさっき言ってたキッズライン。特別に規定があったりして大人の洋服を作るよりも時間がかかるし、安全性とデザインをかけあわせていくと、じつは大人と同じ値段になっちゃうんです。でも、私たち的には、あの大きなジャケットをそのままで小さくしたときに同じ値段はないでしょって言っていて。そのあたりを、うまく方法を見つけていきたいです。あと、おもしろいことでいうと、今は私たちの拠点を次どこにするか探してます。

——…………え?

マリエ:生産者やお客様に出会う方法は、「あっ、こういうふうにやればいいんだ」ってもうわかったから。もうここじゃなくていいと思っていて。

——そ、そんな重要なことを最後にさらっと(笑)。でも、前回のインタビューでも、別に今はどこでも仕事ができる時代だから、そういう選択もあるということを知って、私たちは行動できるんじゃないか、っていう話をしていて、いつかやるだろうなと思ってたんですけど(笑)。地方に行くってことですか?

マリエ:はい。今のところはまだ「予定」なんですけど、自分たちの環境を作っていく上で一番いい場所を国内で探そうっていうのは、今やっていて。

——もう候補はある?

マリエ:はい。

——いつごろまでに移る予定ですか?

マリエ:来年にはもう、たぶん。

——すぐじゃないですか(笑)!

マリエ:ははは。そういう動きも含めて、「こういうやり方もあるよ」ということを新しく見せられたらいいなと思います。まあ、コケないようにがんばります(笑)。ほんとにそればっかりですよ、また不安に駆られる日々が……。

——ツアーに続いて(笑)。でも、何か起きても“Everything happens for reasons”ですからねえ。

マリエ:そうですね、そんな感じで(笑)。

——ありがとうございました。

マリエ:ありがとうございます。

Licensed material used with permission by PASCAL MARIE DESMARAIS
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