地元の魚屋さんから全国へ。高知「土佐の赤かつお」はご飯が止まらなくなる

日本一かつおを食べる県、高知。

「土佐の赤かつお」は高知県で150年以上続く、地元の魚屋さん「上町池澤本店」が秘伝のタレを使って開発したかつおフレークです。一軒の魚屋さんからスタートした味は、いまや高知県内の多くのスーパーやお土産屋さんに置かれ、県から表彰されるまでになりました。

高知のお土産ナンバーワン
かつおを使った “食べる調味料”

6567187951124480
©2018 Makoto Kujiraoka

「土佐の赤かつお」のおいしさの秘密は、池澤本店に昔から伝えられてきた秘伝のタレ。出汁と醤油を合わせた甘辛いこのタレでじっくりとかつおを煮込み、油と一味で味を整えてできあがるのが「土佐の赤かつお」。

完全手作り、無添加製品にこだわり、化学調味料などは使われていません。

日本中から食のプロフェッショナルが集まる展示会「スーパーマーケットトレードショー」へ出展した際には、大絶賛を受けました。3日間で200件を超える商談があり、高知県民だけでなく、県外にもファンを増やしていったのです。その実力は、高知県内で作られた地場産品のなかでも特別優れたものに贈られる「高知県地場産業賞」を授与されるほど。

5470030636515328
©2018 Makoto Kujiraoka

この「土佐の赤かつお」の開発コンセプトは“食べる調味料。現在ではにんにく味、青さのり味、ゆず味の3種類が発売されていて、どれも暖かいご飯に乗せて一緒に食べるとどこまでもご飯が進む美味しさ。

クラッカーや冷奴、納豆、卵料理、パスター、ピザ、ラーメンなど、様々な料理に合わせてもよく合い、業務用として飲食店も愛用されているんです。

縄文時代から食べられてきた
「高知のかつお」

高知県ではかつお漁が盛んで、かつおを一尾ずつ高々と釣り上げる豪快な漁法は「土佐の一本釣り」と呼ばれ、漫画のタイトルになり映画化もされています。網で巻き上げる漁法に比べ、魚同士がぶつかり合うことが少なく、鮮度が保たれるのです。

釣り上げられたかつおは全国に出荷されますが、刺身やかつおのたたき、そして「土佐の赤かつお」になり県内外問わず広く食べられています。

高知のかつお一本釣り漁がいつ頃から始まったのかは諸説ありますが、県内の縄文時代の遺跡からはかつおの骨が出土していることから、その時代からすでにこの地域ではかつおが食べられていたことがわかっています。

このように現在、高知県がある土地で紀元前から食べられ続けてきたかつおを使った加工製品「土佐の赤かつお」は、まさしく高知を代表するご飯のおかずと言えるでしょう。

5455556210851840
©2018 Makoto Kujiraoka

購入は、上町池澤本店より。

Top image: © Makoto Kujiraoka

そこにある、それがいい。TABI LABOの国内トピック『JAPAN LOCAL』をまとめて見るならコチラ

新潟県の西蒲区周辺に伝わる漬物料理が、この「きりあえ」です。細かく切った大根の味噌漬けに柚子の皮やすり胡麻、砂糖などを和えた郷土料理で、ふりかけのようにし...
秩父市と深谷市、埼玉県の2つの市が育んだ味が融合して生まれた絶品おかず「深谷焼きねぎ秩父味噌」。おにぎりの具や野菜スティックの付け合せ、お味噌汁にもおすす...
大分県では昔から、お刺身などを食べたときに残った “切り身の端っこ”をタレに漬け込んで保存する食文化がありました。ちょっと不思議な名前の料理「りゅうきゅう...
冷蔵庫のなかった時代から続く郷土料理には、地元で採れた食材を塩や味噌などを使って保存食に加工したものが多いのですが、福島県の「にしんの山椒漬け」は、遠く北...
神戸風お好み焼きの特徴は、牛すじをこんにゃくと一緒に甘辛く炊き上げた「ぼっかけ」を使っていること。もともと神戸牛や但馬牛などの畜産が盛んだった近畿地方で、...
想像していたテイストと違ったんです。ビックリしちゃいました。
青森県で古くから愛されているご飯のお供と言えば「味よし」。普通であれば、山菜漬けや、魚介の塩辛をイメージするからもしれませんが、「味よし」は数の子、昆布な...
イカを使った漬物と聞くと、ついつい一番身近なイカの塩辛をイメージしてしまいますが、この「するめ糀漬け」はまったく別モノ。その名の通り、塩ではなく糀(こうじ...
サントリーニ島といえば、白と青のコントラストであまりにも有名なギリシャの人気観光地。エーゲ海に囲まれた美しい島を「一度は訪れてみたい!」と思っている人も、...
香川の名物と言えば、やっぱりうどんでしょうか。90年代後半から始まった大うどんブームは一過性のもので終わらず、香川には現在でも多くのうどん目当ての観光客が...
秩父市と深谷市、埼玉県の2つの市が育んだ味が融合して生まれた絶品おかず「深谷焼きねぎ秩父味噌」。おにぎりの具や野菜スティックの付け合せ、お味噌汁にもおすす...
一本釣りカツオ日本一の街でもある宮崎県日南市には、“おいしい魚” を食べさせるお店がたくさんあります。居酒屋もあれば、コース料理で楽しませてくれるところも...
滋賀県は、その面積の6分の1を琵琶湖が占めていて、海のない滋賀県にとって琵琶湖で穫れる鮎や鴨は貴重なタンパク源でした。とくに琵琶湖北部の長浜市には鴨料理を...
あかてんは、漢字で書くと「赤天」。島根県の西部、浜田市で食べられている名物で、魚のすり身に赤唐辛子を練りこみ、パン粉をまぶして揚げたもの。表面はサクサクで...
れんこんのシャキシャキとした食感と、鼻にツンと抜けるからしみその香りは、ご飯もお酒もすすみます。ご存知の、熊本が誇る郷土料理「からし蓮根」。遡ること約40...
渋谷・道玄坂のクラブ「VISION」で初秋の夜を満喫するパーティ好きをセルフィー&スナップ。プライベートに迫るアンケートも公開。
山梨県のお蕎麦屋さんで食べるべき一品、それが「鳥もつ煮」。砂肝やハツ、レバーにキンカンと、鳥肉の様々な部位を甘辛く照り煮にしていて、お酒との相性も◎。もと...
ロシアのソユーズロケットに乗って宇宙を旅した、高知県ひまわり乳業の乳酸菌。その子孫たちを使って作られたグミ、その名も「宇宙のグミ」を紹介する。商品開発の経...
鹿児島の名産といえば、黒豚に奄美のサトウキビから作るお砂糖、それに地元産の麦味噌を加えて作った「黒豚みそ」が有名。ご飯のお供としてはもちろん、野菜スティッ...
栃木県益子町の田町地区、そのさらに一部の家庭で夏になると食べられるソウルフードがあります。その名も「ビルマ汁」。誕生したのは1945年。太平洋戦争でビルマ...