聖徳太子の隠れ里。滋賀県「教林坊」が真っ赤に!
605年に聖徳太子が創建したと言われている、滋賀県近江八幡市の「石の寺 教林坊(きょうりんぼう)」。今年もこの場所が真っ赤に染まる季節になりました。約3000坪の敷地には、300本を超えるもみじの大木が。一斉に色づく様は必見です!
真っ赤な時間に
包まれる贅沢…
11月1日から「秋の特別公開」が開催。さらに、11月15日からは紅葉ライトアップも。もみじの大木たちが赤々と照らされ、まさに非日常の空間です。
江戸前期の茶人・武将である小堀遠州が手がけたとされる名勝庭園、そして奥には茅葺き書院も。やさしい光に照らされて、もみじの赤々しさがいっそう引き立ちます。
池に浮かんだもみじも、また、風情あり。
緑とのコントラストは
昼間ならでは。
ライトアップでその美しさが注目されがちな「教林坊」ですが、もともとは、苔におおわれた巨石が連なる桃山式の「池泉回遊式庭園」が有名。苔ともみじのコラボレーションを見られるのもこの時期だけ。
この時期になると多くの人が訪れる「教林坊」。“紅葉が美しい場所”というイメージが先行しているかもしれないけれど、そもそもは聖徳太子自作の石仏が祀られているお寺。文化財の保護、そして事故防止のため、撮影目的の長時間の入場、カメラの三脚・一脚の使用、スケッチなどはNGとされています。
これらを頭に入れて、心から、秋の「教林坊」を満喫しましょう!
「石の寺 教林坊」
〒521-1331 滋賀県近江八幡市安土町石寺1145秋の特別公開
期間/11月1日〜12月10日 時間/9:30〜16:30
休み/なし ※期間中「秘仏不動明王」ご開帳
拝観料/大人500円(11月15日〜12月5日は600円)、
小中学生はいずれの期間も200円
紅葉ライトアップ2018
期間/11月15日〜12月5日 時間/17:30〜19:00(18:30受付終了)
拝観料/大人600円 小中学生200円 ※昼の拝観と別料金
※強風や気候条件によって、期間中でも散り終わる可能性あり詳細はHPへ https://kyourinbo.jimdo.com/