神の創りし「ムシノイロ」

虫嫌いな人も多いと思いますが、まずはちょっとだけ見てください。

一部の甲虫類は光を当てると不思議な色に輝き、見方を変えればこの世のものとは思えない美しさを放っています。

その虜になってしまったのが、ミラノのカメラマンFrancesco Bagnatoさん。彼と虫たちが織りなす独特な世界をどうぞ。

複雑な層構造をなしている表面のキチン質に、光が反射して発生する「構造色」と呼ばれる独特の色。見る角度によってさまざまな色に見えます。

Francescoさんは、少年の時にその美しさに惚れ込んでしまい、以来ずっと虫を観察しては写真を撮ってきたそう。

人工物にはない、いろいろなインスピレーションを与えてくれる神が創りし色。彼のように純粋な心で観察すると、日常には意外な発見がたくさんあるかもしれません。

Licensed material used with permission by Francesco Bagnato
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。