あつ〜い夏でも汗をかくことなく、自転車に乗れる「未来の道路」

電動アシスト自転車や電動スケボーなどが開発され、僕たちの移動手段はどんどん便利になっています。

だけど、これに伴ったインフラの改善は、正直、あまり進んでいません。BMWが発表した構想を知ると、どんな風に都市が変わっていくのかが見えてきます。

悪天候でも使える
eバイク専用の高速道路

上海のBMWグループのテクノロジー部門によって、練られたアイデアは、eバイク専用のハイウェイを建設するというもの。背景には、メガシティが直面している交通渋滞や大気汚染の問題を解決しよう、という想いがあるのだとか。

使い方は、高速道路とほとんど同じ。乗りたいところから乗って、降りたいところで降りられるそう。また、屋根がつけられる予定なので、雨や風の影響を受ける心配もなくなるようです。浄化した雨水を利用するクーラーシステムも導入される予定とのこと。

電動自転車で漕ぐのはラクだし、エアコンがあるとなれば、暑い夏でも汗をかくことがなくなるかもしれません。

各出入り口では、電動自転車をレンタルするサービスも受けられるそうです。

今まで、「歩きではちょっと遠いな」というシーンで自転車を使っていましたが、この考え方も変わりそうです。先進的なインフラを知ると、1時間くらいの距離なら、eバイクに乗った方がイイのかもしれません。

移動手段だけでなく道路さえも便利になる「未来の都市」。いつ、現実になるかまでは明らかになっていませんが、急速に発展するテクノロジーをもってすれば不可能ではないでしょう。

Licensed material used with permission by BMW
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。