「ベスパ好き」も納得の電動アシスト自転車

ニューヨークのeバイクメーカー「Civilized Cycles」が製作した電動アシスト自転車「Model 1」。どこかベスパを連想させるシェイプや雰囲気を感じないだろうか。

ほら、二人乗りしたこの感じなんて。

©2020 Civilized Cycles Inc.

それもそのはず、創設者のZachary Schieffelinさんは、かつて全米最大のベスパディーラーを経営していた人物。小回りの効くベスパはNYの街でも人気だったが、時代の流れとともに、よりアップライトで環境にも優しいモビリティを人々が求めるようになった。

そこで、電動アシスト自転車へとシフトしたZacharyさん。でも、染み付いた“ベスパ愛”は変わらなかったのだろう。後ろに人を乗せてサマになり、荷物をらくらく運べて、何よりデザイン性が高い......。そうしたベスパがもつ魅力を自転車で再現するべく誕生したのが「Model 1」だ。

©2020 Civilized Cycles Inc.
©2020 Civilized Cycles Inc.

リアタイアを覆っているのはタイヤカバーではない。じつはこれ、最大容量80リットルにもなるパニアバッグ。大きく開けば23キロ分の荷物を運ぶこともできる。

「Model 1」はわずか30台の限定生産(少なっ!)。でも、あわてなくて大丈夫。今後、ユーザーのフィードバックを経てアップデートしていく予定だという。ちなみに日本円にしておよそ65万円というから、150ccクラスなら新車でベスパが買えてしまう価格。公式サイトからは、まだプレオーダーできるみたい。

©2020 Civilized Cycles Inc.
Top image: © 2020 Civilized Cycles Inc.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。