ミニベロの軽さと、電動のパワーを持った「折りたたみ自転車」
軽くてコンパクトに折りたためて、ほぼ充電いらず。さらに、電動自転車には見えないスリムなデザイン。そんな、かゆいところに手が届きまくっている「VELO BIKE+」は、シティライドに最適かもしれません。
オーストラリア生まれですが、日本のとくに都市部にこそぴったりなんじゃないか、と思ってしまうほどです。
組み立ては、ほぼワンタッチ
クロモリで11.9Kg、チタンで10.9Kg、カーボンなら9.9Kgと、電動アシスト機能がない普通の「ミニベロ」級の軽さに驚きです。さすがに長距離を持ち運べるほどではありませんが、たたんだ状態でスーツケースのようにタイヤを転がして運ぶことができるんです。
さらに小さくたためば、大き目のスーツケースならすっぽり入るサイズにまでなります。
たたんだ状態で自立するので、マンションでの室内置きや、会社のデスクの下などにも収納可能。カフェでひと休みするときも、店内に持ち込めば盗難の心配もなし。
しかも
バッテリーはセルフチャージ
さらにF1にも導入されている、下り坂や、ぺダリング、ブレーキをかけることでリチウムイオン電池がチャージされる仕組みも使われています。どんなメリットがあるかというと、基本的に充電切れとは無縁で、いちいちバッテリーを取り外して充電する必要もありません。
フルアシストの「ターボモード」だと最大時速25kmで、最長距離は35kmほど走れるとか。またアシストをオフにした状態でもペダルが重くならず、普通の「ミニベロ」として乗ることもできます。
アプリを使えば
「遠隔ロック」や「ルート追跡」もできる
専用アプリでは、アシスト状態をパーセンテージレベルで調整できるだけでなく、速度、モーターパワー、道路勾配などをリアルタイムで表示してくれます。さらに、GPSでのルート追跡や遠隔ロックなど、防犯機能もあり。
「Kickstarter」のクラウドファンディングはすでに締め切られていて、目標額80,000ユーロ(約950万円)をはるかに上回る、471,174ユーロ(5,500万円)の資金調達に成功。
通常の希望小売価格は2,600ユーロ(約30万円〜)と高級なミニベロと同じくらいなので、わりと手が届きやすいかもしれません。