美食の街、シアトルの料理教室「セレブリティシェフ」で、ほっぺた落ちた。

現在、アメリカ西海岸の街・シアトルは、家賃とグルメレベルが連動するように高騰中。

食いしん坊にはますます魅力的な街へと変貌を遂げています。

サンフランシスコからシアトルへ
ITワーカーたちがお引越し!?

Amazonの本社を擁し、新社屋の増設ラッシュが続く同社の成長と合わせるように活性化しているこの街では、サンフランシスコから引っ越してくるITワーカーたちが急増。おかげでこの2〜3年、人口も家賃もうなぎ上りなのです。びっくりするようなボロ家でさえ、3日もたてば億単位の金額で売れてゆき、街のいたるところで都市開発が急ピッチで進められています。

Amazon本社エリアに建設中の透明ドーム型植物園。従業員に癒やしを与える目的でわざわざ造っているというから、仰天。

Amazonが試運転中の、レジがない未来のコンビニ「amazon go」。アプリをかざして入店し、商品を選んでそのまま外に出るだけでお会計が完了。今はAmazon社員しか入店できないけれど、実用化される日が楽しみです。

シアトルに来たら
食べ尽くせ!

当然、そんなシアトルにはグルメな人たちも集まってきていて、今、フードシーンが大いに盛り上がりを見せています。とくに旅行者に人気なのが「ローカルセレブリティシェフ」と呼ばれる、人気料理家のクッキング教室。

というわけで、参加してきました。クッキング教室へ行くと、広くてオシャレなキッチンのテーブルの上に本日の食材がズラリ。

今回私がチョイスしたのは、シアトルで「Lola」や「ASSEMBLY HALL」など18もの行列レストランを経営しており、料理本も何冊も出版しているセレブリティシェフ、トム・ダグラスさんのクッキング教室「Hot Stove Society」

迎えてくれたのは、トム・ダグラスさんではないですが、見るからに美味しい料理を作ってくれそうな、エリック・ストーバーさん。

「今日のHot Stove Societyクッキング教室のテーマは『ブランチ』。みんなで、トム・ダグラス流のエッグベネディクトを作ろうぜ!」

というわけで、エッグベネディクトには欠かせない、ホーランディズソースから手作りしていきましょう。料理が苦手な人も大丈夫。エリックさん以下、経験豊富なスタッフたちがしっかりサポートしてくれるから安心して!

「アメリカはホームパーティーカルチャーが浸透しているから、料理教室が人気なんだ。男子も女子も、料理できる人はモテるんだぜ」

クッキング参加者全員で分担しながら、同時並行でブランチメニューを作っていきます。

ベーコンはカリッカリに!

「おっと、いけない、火を通しすぎてバンズが焦げちまった!」

みんなで協力して、チェリーオートミールスコーンも焼き上げました。

最後に、ぷるぷるのポーチドエッグとホーランディズソースをバンズの上に盛り付ければ完成です。

サーモンを乗せて、サーモンエッグベネディクトに。

料理テーマは毎回変わりますが、自分ひとりでは絶対作れない手の込んだエッグベネディクトは、ほっぺたが落ちるほど美味しかった!

クッキング教室は、パブリックもプライベートレッスンも毎日開催しているので、美食の街・シアトルでの食い倒れツアーの間に、思い付きでブッキングしてみるのもいいかも!?

Hot Stove Society

2000 Fourth Ave Seattle
Contact: Madeline Dow Pennington  Tel: (206) 448-2001

取材協力:Visit Seattle
coordinator:松田京子
Photo by 城リユア
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。