【特集】年収1000万円以上「フリーランスの流儀」vol.1

記事のポイント

・自分の時給がいくらか考える
・フリーランスの最大の苦労は一人で働くこと
・仕事が全てではないと気づくこと

世界には年収1000万円以上を稼ぐフリーランスがごろごろいるようです。

『Adweek』の記事によると、米国のフリーランスのうち、320万人が少なくとも年収10万ドル(1000万円以上)を稼ぎ出しているとのこと。「Six-Figures」と呼ばれている彼らはどんな仕事をしているのだろう?いったいどんな働き方なのだろう?何を考え、何に苦労しているのか?

実際に話を聞いてみると、そこには意外な一面がありました。

俺の時給はいくら?と考えるんだ

最初に紹介するのは若干29歳のJosh Hoffman氏。ロサンゼルス郊外で生まれ、小さい頃はバスケットボールの選手になりたかったそう。

その後、大学でジャーナリズムを学び、在学中から大手ラジオ局のジャーナリストに。現在はフリーランスのマーケティングコンサルタントとして活躍中。FENDIやグローバル展開するブティックホテルのW Hotels、アメリカ大使館などがクライントとして名を連ねます。

もちろん年収は1000万円超え。大好きなバスケットボールのコーチもしているんだとか。

ーーサンディエゴ大学でジャーナリズムを学びながら、大手ラジオ局のNBCで働いていましたよね。一見すると「いいキャリア」だと思うのですが、どうしてフリーランスに?

サンディエゴ大学の4年生の時にはNBCで働いていたね。でもこの役職では自分のクリエイティビティを発揮できないと気づき始めていたんだ。

それで、大学卒業と同時にロサンゼルスの実家に戻った。収入がない貧乏な卒業生だったからね(笑)。

高校生の時に働いていた地元のレストランに「ソーシャルメディアのマーケティングを手伝わせてくれないか?」と聞いたら「いいよ!」ってことになって、その仕事が別の仕事を持ってきてくれて、という具合にフリーランスビジネスとして成り立っていったんだ。

ーー毎日のルーティンはあるのでしょうか?

実は、ルーティンが嫌いで。逆にダラダラしてしまうんだよね。でも唯一やっているのは朝の5〜10分の「全身ストレッチ」。仕事中は座っていることが多いから、カラダを起こす意味もあるかな。

ーーフリーランスの一番の苦労って何でしょうか?

う〜ん、「一人で働くこと」かな。周りに人がいたほうが生産性が上がるという研究もあるけど、人が多いことで集中できないこともある。だからコワーキングスペースやローカルのカフェで働いたり、バランスを取ろうとしているよ。

ーーでは、働く上で1番大切にしていることは?

「フリーランスが売っているのは、時間だ」と理解することだね。多くのフリーランスはサービスを提供している。そしてサービスは提供するのに時間がかかる。

これが理解できたら、次のステップは「いま、俺の時給はいくらだ?」と考えること。時給ベースで契約しているorいないにかかわらず、すべてのフリーランスは頭の中で「自分の時給」がいくらなのか理解しておくべきだよ。

ーー次のステップは?

ちょうど、アスリートのブランド支援として「The Institute for Athlete Branding and Marketing」を始めたところ。僕には2012年から積み上げてきたパーソナルブランディングや幅広いデジタルマーケティングの経験と知識があります。この2つを自分の好きなスポーツの分野で組み合わせているんだ。

ーー仕事、人生において最高のアドバイスはなんですか?

「仕事は全てではない」かな。仕事は手段にしか過ぎないだ。それに気づければ、Workから離れたところで、Lifeを思う存分楽しめるフリーランスビジネスや仕事が見つかるはずだよ。

ーー日本のフリーランスの方へメッセージをお願いします。

自分の可能性を日本のマーケットだけに限定すべきじゃない。インターネットやソーシャルメディア、メールマーケティング、検索対策をする、自分の家の裏庭にはいない「見込み顧客」を見つけてみよう。

それは自分の可能性を広げることだし、同時に将来の事業を広げることになるはずだよ。
Reference: Adweek
Licensed material used with permission by Josh Hoffman