年収1000万円以上のフリーランスに学ぶ「働き方」のヒント

世界には、年収1000万円以上を稼ぐフリーランスが数多くいるようです。

2017年の「Adweek」の記事によれば、米国のフリーランスのうち、320万人が少なくとも年収10万ドル(1000万円以上)を稼ぎ出していたとのこと。世の中が大きなうねりを見せている今「Six-Figures」と呼ばれている彼らから学べることとは。

2018年に取材し、好評だった記事を一部ピックアップしてみました。

マーケティングコンサルタント
Josh Hoffman氏の場合

©2018 Josh Hoffman

ロサンゼルス郊外で生まれ、大学ではジャーナリズムを学び、在学中から大手ラジオ局のジャーナリストになったというJosh Hoffman氏。

現在はフリーランスのマーケティングコンサルタントとして活躍中で、FENDIやグローバル展開するブティックホテルのW Hotels、アメリカ大使館などがクライントとして名を連ねます。

ーー毎日のルーティンはあるのでしょうか?

実は、ルーティンが嫌いで。逆にダラダラしてしまうんだよね。でも唯一やっているのは朝の5〜10分の「全身ストレッチ」。仕事中は座っていることが多いから、カラダを起こす意味もあるかな。

ーーフリーランスの一番の苦労って何でしょうか?

う〜ん、「一人で働くこと」かな。周りに人がいたほうが生産性が上がるという研究もあるけど、人が多いことで集中できないこともある。だからコワーキングスペースやローカルのカフェで働いたり、バランスを取ろうとしているよ。

ーーでは、働く上で1番大切にしていることは?

「フリーランスが売っているのは、時間だ」と理解することだね。多くのフリーランスはサービスを提供している。そしてサービスは提供するのに時間がかかる。

これが理解できたら、次のステップは「いま、俺の時給はいくらだ?」と考えること。時給ベースで契約しているorいないにかかわらず、すべてのフリーランスは頭の中で「自分の時給」がいくらなのか理解しておくべきだよ。

エンジニア
Nathan Ello氏の場合

©2018 Nathan Ello

フリーランスエンジニアNathan Ello氏はWordPressの認定開発者であり、個人向けサイトから大企業まで1,000以上のWEBサイトを制作した経験がある人物。

WEBサイト制作において「一流」の開発者と言えるでしょう。

ーーなぜフリーランスになろうと思ったのですか?

エンジニアとして働き始めたときから自分はフリーランスになりたいと思っていました。いわゆる9時5時の仕事に対して、時間と場所が完全に自由な点に惹かれてましたね。長年、開発のリーダーやチームの一員として米国のさまざまなクリエイティブエージェンシーで働いてきました。

もちろん、収入も安定していました。でもフリーランスの方が稼げるということを理解するのに時間はかかりませんでしたね。

フリーランスになったキッカケは、ずばり「お金」です。仲介に入っているエージェンシーを省いて、自分で自分のサービスを売ってやろうと思ったんです。大きなパイを獲ろうと思いました。モチベーションにも繋がったし、雇われる社員からフルタイムのフリーランスへうまく転身するために燃えましたね。

ーー1日の流れは?ルーティーンはありますか?

正直に言うと「毎日が違う」っていうのがフリーランスの良いところですね。9時から5時まで机にへばりついてなくていいってこと。でも、いくつかルーティーンにしていることがあります。

たいていアラームなしで朝10時位に起きます。たまに正午過ぎに起きるけどね(笑)。仕事やクライアントの状況で変わるけど、午前中にミーティングを入れることは意図的にしていません。

その後、必ずランニングをします。朝食を取る前に、寝ている間に来たメッセージを見て、緊急対応するものがないかチェック、この時点でその日の優先順位をつけます。

優先度が高いタスクが終わったら、同時に進めている他のプロジェクトに手をつけるか、次のプロジェクトの仕込みをしています。クライアントの営業時間に合わせて動くことがあるけれど、個人的には夜に働くほうが好きです。クライアントは仕事を終えていて、邪魔が入らないからね。

毎日仕事があって遊びはないけれど、フリーランスの自由さがホントに好きです。スーパーの混んでない時間帯に買い物したり、お腹が減ったらランチを取る、休憩時間はあと何分……なんてことは気にしなくていいんだ。

フリーランスとして時給で働いているから、働く時間を見つけることは僕にとって大切なこと。有利な点は9時5時仕事じゃないから、好きな時に好きなだけ働いて、稼ぐことができる。

ビジネスコーチ兼デザイナー
Kate Bagoy氏の場合

©2018 Kate Bagoy

1年以上旅をし続けつつ、ビジネスコーチとデザイナーとして活躍するKate Bagoy氏。

大学進学のために米軍に入隊。その後デザイナーに転身し、ナイキやデザインコンサルティング企業に勤務。2017年、自らのビジネスとして起業家を支援するオンラインビジネスコースSix Figure Freelancersを立ち上げました。

ーーKateさんは今までに多くの起業したい人、フリーランスになりたい人を見てきたと思います。なれる人となれない人の差は、ズバリ何でしょうか?
 
「恐れ」ですね!
 
それが一番の理由で、嫌いな仕事にしがみついて事業を始めないのです。
 
恐れはこんな感情や習慣によく潜んでいます。
・完璧主義
・自己疑念
・不安やネガティブ思考
・怠惰による後回し
 
これらすべてが、恐れの形です。
 
起業家として成功することにあまり才能は関係なく、マインドセットのほうが大きく関係しています。
 
恐れを適切に扱える人は最終的に成功を収めるでしょう。それができなければ、今の環境から抜け出すことはできません。
 
成功している起業家は自分たちのビジネスがどんなに金銭的に苦しく、批判され、拒否されても前に進んでいるのです。
 
本当に望んでいるのなら、突破する道を見つけるか、私のようなビジネスコーチを雇うのがいいでしょう。
 

ーー少し具体的ですが、ある男性には2人の子供と愛する妻、安定した仕事があります。しかし、彼はいつか起業するかフリーランスになりたいのです。どうアドバイスしますか?
 
 
今の仕事を辞めていけません。自分のビジネスから十分な収入が得られるまで副業として始めるのです。
 
お金とエネルギーをブランドを築くこと、マーケティングプランに費やすのです。それが投資期間。仕事を辞める前に十分な顧客を捕まえてください。
 
約220万〜約330万程度の契約が仕事を辞める前にあれば、上司に「辞めます」とさらっと言えますよね?
 
一度クライアントを捕まえたら、そのアプローチを繰り返すことができて、毎回改良していくことができますから。
Reference: Adweek
Top image: © iStock.com/lechatnoir
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