スコットランドで親しまれる「ホットウィスキー」片手にお花見へ出発。
あっという間に季節は過ぎ、気づいたらもう春本番。
週末のお花見はいかがでした?なんだかんだ寒かったですよね。
まだ桜が咲いているうちに、もう1回くらい見に行きたい!
お花見に持っていきたい飲み物を紹介する本企画の最終回は……寒さとの戦いで強い味方になる「ホットウィスキー」です。
「春の陽気」と言うくらいぽかぽかした天気を連想する春。
とはいっても、桜の季節ってなんだかんだ寒い。しかも花見となると、ビニールシートを一枚敷いた程度で半日くらい地べたに座り続けているわけだから、そりゃ寒いに決まってる。日差しは強い、でも日陰だと寒くて腰回りがツライ……。
そんな寒さの苦手な人、こんなあったかドリンクはどうでしょう。簡単に作れちゃいます。
スコットランドの知恵
「ホットトディ」
さっそく作り方から。
〈材料〉
・お湯:200ml
・ウイスキー:60ml(お好みで調整を)
・ハチミツ:大さじ1
・レモン汁:適量
・(お好みで)レモンスライスとシナモンスティック
〈作り方〉
1.大きなマグカップにお湯を注ぐ。
2.ウィスキー、ハチミツ、レモンジュースを加えて混ぜ合わせる。
3.お好みで、レモンスライスとシナモンスティックをトッピング。
「ホットトディ」という名前は聞きなれないかと思いますが、作り方をみるといたってシンプル。味も想像しやすいですよね。以前、NHKの朝ドラにも登場していたので、知っている人も多いかも?
これは、風邪をひいてしまったときの民間療法としてスコットランドで昔から飲まれているホットドリンク。ウィスキーが入っていますが、火にかけてアルコールを飛ばすことで、子どもも飲んでいるようです。
ウィスキーのおかげで体がポカポカになるうえ、ハチミツとレモンが入っているので、「飲むのど飴」みたいですよね。シナモンの香りもきいていい感じ。水筒に入れて持参して、他の人にも振る舞えば喜ばれるかも。
この「寒さ」でさえ
春の思い出
お花見中どうしてもツライのが「寒さ」と「花粉」。花粉はアレルギーだから致し方ないとしても、寒さはどうにか工夫次第で対処したいですよね。こんなホットドリンクはもちろん、ブランケットや折りたたみ椅子などを持参したいところ。
でもふと思ったんです。
この寒さは、“2017年度”最後の寒さなんだなぁて。
もちろん年末年始ごろの攻撃的なソレに比べれば、全然大したことはない。もしも「寒さ」に人格があるとすれば、この春先のソレはきっと「最後のあがき」なんじゃないと。年度の終わりとともにソレも消えて、次に会えるのはだいぶ先。いまは疎ましく感じているけれど、2018年の夏になればみんな君を恋しくなってるはず。
そう考えると、お花見は「さくらを眺めるとき」でもあり、「年度最後の寒さを感じるとき」。そんな風に思えば、少しは寒さが軽減されるかもしれません(笑)
お花見ドリンクvo.1と2はこちら