桜の季節を、最大限に味わうために知っておきたいこと
日本のお花見の経済効果は6517億円
それも3月下旬から5月下旬までのたったの2ヶ月で。
関西大学の宮本勝浩名誉教授のレポートによると、日本での「お花見」は海外から観光客をよぶ観光文化資源として大きな経済効果を生み、東京スカイツリーの1年間の経済効果(約835億円)の約8倍という巨大な影響を持っているそうです。店頭には「桜」の限定商品が並び、上野公園や目黒川など花見スポット近くの飲食店は常に満席。海外では公共の場でお酒が飲めない国が多いからか、桜の下でお酒と食事を持ち寄って友達と楽しめる春が日本のベスト観光シーズンとして知られているそうです。
同教授による2020年3月18日のレポートでは、2020年は新型コロナウイルスの影響により約2532億円(38.9%)もの経済効果の減少が推定されるとの発表もありましたが、宴会は自粛ムードの中でも楽しめる桜の満喫方法をご紹介します。
桜の「花言葉」
桜と言っても種類は豊富で、固有種や交配された園芸品種などを含めると600種以上もあると言われています。代表的なものにはそれぞれ異なる「花言葉」がついており、最も一般的なソメイヨシノは「優美な女性」、八重桜は「しとやか」などそれらの多くは女性を連想させる言葉になっています。続きを読む>>>
「桜言葉」と「絶景スポット」11選
奈良県で有名な桜スポットといえば、吉野の千本桜。遠目から満開のシロヤマザクラを見た時に霞がかって白く見える様を「花霞(はながすみ)」と言います。また、皇居の周りの桜の名所・千鳥ヶ淵ではボートに乗ってお花見を楽しめますが、桜を愛でる人にも「桜人(さくらびと)」という素敵な呼び名があります。続きを読む>>>
桜を「食べ歩き花見」で楽しむ
ブルーシートにみんなで集まる宴会スタイル以外にも「食べ歩きスタイル」で気軽に花見は楽しめます。中でもオススメしたいのが「シナモンロール」を食べながらのお花見。桜の葉とシナモンには共通の芳香成分が含まれていてペアリングに良いのです。お花見スポット近くの絶品ベーカリーはこちら。
「シナモンロールを食べ歩きしながら花見 3店」
・代々木公園ー『JENSEN(イエンセン)』
・目黒川ー『TOLOPAN TOKYO』
・隅田公園ー『FUGLEN COFFEE ROASTERS』 続きを見る>>>
桜のアート「ガラスの盆栽」
イタリアを拠点に活動するガラス職人Simone Crestaniさんは、部屋の中に飾っておける「枯れない盆栽」を創っています。吹きガラスという製法を用いた美しい佇まいは、一年中「桜」を楽しむことができそうです。続きを読む>>>
桜の「塩漬け」
料理をパッと華やかにするエディブルフラワーが人気ですが、この季節は「桜の花の塩漬け」なんてどうでしょうか。お吸い物に浮かべたり、おにぎりの上に飾っても食卓を春らしく彩ってくれます。オンラインで400円程度から購入できますし、もちろん手作りも可能です。ピンクの色が可愛い「八重桜」がよく使われるそうですよ。続きを読む>>>
まとめ
日本を表す花として菊と共に日本人に親しまれ続けている桜。とても身近なものだと100円玉の裏にヤマザクラ、1000円札と2000円札にも桜が描かれていますよね。早く日常が元に戻り、穏やかに桜を満喫したいですね。