スカッとする「おとなレモネード」で涼む熱帯夜
ハーブとスパイスをふんだんに使うインド料理。ならばレモネードにもスパイスを効かせて、夏場にスカッとするドリンクに変身させてしまうのもインド流。
「Food52」のSaee Khandekarさんいわく、どうやらインドでは、カルダモンとサフランを加えたレモネードが夏の風物詩なのだとか。
香りにリラックスできるし、涼めるし、日中はもちろん蒸し暑くて寝付けない夜にもオススメですよ。
日本で暮らしていると、あんまりカルダモンって使いませんが、じつは口臭予防や集中力アップにもいいそう。シーズン問わず、このレモネードは飲み続けたいですね。
サフランとカルダモンのレモネード
緑のカルダモンにサフランを混ぜたこのレモネード。インドの夏には欠かせない、体を涼ませるドリンクです。フレッシュなミントをのせて、冷やして完成。
材料:500ml
砂糖:1と1/2カップ
水:2カップ
レモン果汁:1カップ
グリーンカルダモンパウダー:小さじ1と1/2
サフラン:7〜8本
作り方
【1】砂糖と水を弱火にかけてシンプルなシロップをつくる。焦がさないようによく混ぜる。砂糖が全部混ざったら、1分ほど煮立たせる。
【2】火を止め、カルダモンとサフランを入れて、完全に冷めるまで待つ。
【3】レモン果汁を入れて混ぜる。
【4】できあがったシロップはこして、殺菌されたボトルに注いで、冷蔵保存する。
【5】レモネードをつくるには、先ほどのシロップを大さじ3杯分コップに入れる。ミントの葉っぱを適量散らして、塩を振りかける。それから氷を入れて、あとは冷たい水を注いで混ぜれば完成!
【Food52編集者Louisa Shafiaのレビュー】
ドリンクにカルダモンとサフランを入れちゃうですって?最高!
このドリンクはとてもシンプル。いろんなフレーバーが味わえて、インドの食にますます興味が湧いちゃいます。
インドとイランの食文化は似ているところがたくさんありますが、このレモネードはおそらくペルシャのシャルバットに近いでしょう。
シャルバットとは、フルーツとお花のエッセンスでつくる爽やかで冷たいドリンク。じつは「シャーベット」も「ソルベ」も「シロップ」も、この“シャルバット”という単語に由来しているのです。
とある日曜、友人とガーデンパーティをしたとき、私はこのレモネードと一緒にペルシャのスパイス(ターメリック、ウルシ、ライム)で味付けしたチキンウィングを出しました。レモネードは筆者の提案を参考にウォッカを少しだけ垂らし、水をスパークリングウォーターに置き換えたんですが、これがまた最高でした!
私はここにちょっぴりウォッカを入れて飲むのも好き(笑)
ソーダが好きであれば、水の代わりにソーダを入れてもおいしいですよ。