いつもそこにはロゼがある、南仏ルーシヨン地方のライフスタイル

フランス人のみならず世界中の人々が憧れる「南仏」。一大リゾート地のニースやモナコ、プロヴァンスやマルセイユ、映画祭の行われるカンヌなどは有名ですが、ビオディナミワインの先駆者「ドメーヌ・カズ」が生まれたルーシヨン地方は日本人がまだまだ知らないとっておきの場所。その魅力をお伝えします。

文化のカクテル!
ここでしか体験できない「フレンチカタラン」

ルーシヨン地方は南フランスの中でも最南端に位置する地域。つまり地元の人たちが口を揃えて言うように「すぐそこはスペイン」なのです。この辺りからスペインのバルセロナまでは、独自の歴史と言語を持つカタルーニャ地方として知られ、スペイン側のカタルーニャではバルセロナの市長が中心となって独立を訴えるほど、人々は自分たちの文化に誇りを持っています。

フランス側のカタルーニャはフレンチカタランと呼ばれ、その文化を体験できるのはここルーシヨン地方だけ。街のいたるところにはためくのはカタランの旗。ケーキの上にもカタランのシール。

「僕らはカタラン人としてのプライドと、フランス人としてのプライド両方を持っているんだ」と話す地元の人たちは、フランス人的なお洒落を嗜み、スペイン人的な陽気さとカタランの誇り高さを併せ持っていて、とても魅力的。

キーワードは
「カジュアル」&「エレガンス」

「フレンチ」だけど「フレンチじゃない」——。

フレンチカタランの食は、フレンチとスパニッシュ、のいわば「いいとこ取り」。目の前に広がる地中海や、ピレネー山脈、そして畑で採れた素材そのものの味を活かしたシンプルな料理が、フランス的美的センスで盛り付けられて出てきます。

味付けもフュージョン。例えばフレンチで有名なエスカルゴ(かたつむり)は、カタランスタイルのバーベキューにするのだとか。その楽しみかたはどこまでいってもカジュアルというのがスペイン的なよいところ。

お肉もお魚もお野菜も一緒に、みんなで取り分けてわいわい楽しむ。ルーシヨン地方のレストランでは肩肘を張らない陽気な時間が流れます。

そして、オーガニック発祥の地

ルーシヨン地方もうひとつの魅力は、オーガニックライフ。

というのも、ここは強い日差しと風、カラッとした天気のおかげで、農薬を使わずとも作物が病気になりにくい、つまりオーガニック栽培に最適な気候条件が揃っているのです。フランスのオーガニック発祥の地とも言われ、生産される農作物の実に70%はオーガニック!

地元の人々は、畑で取れた果物や野菜や山で採ってきたきのこをご近所同士で分け合ったり、庭先で売ったり、道路脇に止められたリヤカーにも溢れんばかりの美味しそうなフルーツが並んでいます。

ちなみにさくらんぼはルーシヨン地方の名物で毎年フランスの大統領にも献上されるそう。

山でスキーした日に、海で泳げる
しかも同じ日に

こんなにも豊かな食に恵まれたルーシヨン地方の人たちがどんな暮らしをしているかというと、またこれも羨ましさがいっぱい。

目の前は地中海、山も車で1時間。平日は海、週末は山で過ごす人も多いそう。海は年中通して暖かいので、冬は山でスキーをした後に海のテラスで涼んだり、強者は泳いだりもするのだとか!

手付かずの自然に惹かれて移住する人も続出です。

ディナーも太陽と一緒がいい

働く時間はフランス基準、そして1日の終わりの過ごし方はスペイン的。仕事終わりはビーチに寄って友達と一杯。夕食は遅い時間にゆっくりと取るのがルーシヨン流。

「夏は夜9時から、冬は8時からディナーなんだよ」−−。その違いのわけを聞くと、当たり前のように「だって冬は太陽が沈むのが早いから」、だって。

なるほど、夕食の時間も太陽と一緒ですか。1日の終わり、からっと明るい日の光を浴びながら、外のテラスやビーチでカジュアルご飯。最高です。

もちろんそこには、いつもワインがある

そんなルーシヨンのライフスタイルに欠かせないのがロゼワイン。海の幸も、山の幸も、そして野菜や果物といった畑の幸も。素材の美味しさをぎゅっと引き出したシンプルかつ欲張りな料理を太陽の下で食すなら、きりりと冷えたロゼワインを合わせるのが一番。

「よく食べ、よく生きる」「風を感じながら暮らすのが好き」「眩しい太陽の下でくよくよなんてできないよ!」 自然と共生するルーシヨン地方の人たちと話していると、豊かな暮らしとはなにかを考えさせられます。そんなライフスタイルを体験しに一度は是非ともルーシヨンへ! 

でも長い休みがまだまだ先なら、次の週末、近くのビーチにロゼワインを持って出かけてみてください。ごくごくビールもいいけれど、ロゼでほんのりまったりしながら感じる太陽と海風は、きっと、とっても豊か。ルーシヨン流ライフスタイルの片鱗を感じられるはずです。

南仏スタイルを試してみるなら

今、ドメーヌ・カズを代表するロゼワイン「カノン・デュ・マレシャル」を冷やして愉しめるオリジナルアイスバッグとのセットをKIRINのECサイト「DRINX」で買うことができます。この夏、キンキンに冷えたロゼワインで南仏気分を味わってみませんか?

さすが欧州No.1のオーガニック大国と思わせる心地よさ抜群の白ワイン。ピュアでナチュラルな味わいをぜひ試してほしい1本。
桜の便りが届くこの時期になると、ふと南仏の丘に咲く、うすべに色のアーモンドの木立の中を、ヴィンテージのオープンカーで通り抜ける。そんな自分を夢見てしまうこ...
世界でも珍しい石灰質の土壌が日本にも数カ所存在していますが、そのうちのひとつが岡山県新見市。同市哲多町にあるワイナリー「domaine tetta(ドメー...
チリはマイポ・バレーのワイナリーが造る「ソーヴィニヨン・ブラン オーガニック ロス・カネセス」。フレッシュで洗練された、飲み心地抜群のオーガニックワインです。
コロナ感染対策の措置として、酒類の販売禁止に踏み切った南アフリカ。これにより、国外での販売経路を完全に断たれた南アのワイナリーたち。海外マーケットに頼る他...
自然農法による高級品種のぶどうを使った1本は、驚きのアンダー1,000円。
パリから北西フランス、または南フランスを巡る旅に出発し、その模様を動画で伝える。現在、そんなフランス旅行の「公式レポーター」を募集するキャンペーンが展開さ...
ヨーロッパやカナダで販売されているお菓子、ワインガム。ガムというよりも、グミみたいな食感で、国によってはかなりメジャーな存在です。
「え、そんなとこにも?」という国のワインをご紹介。チュニジアのロゼワイン「シディ・ブライム」は地中海性気候の恩恵を受けた1本。何か御礼の贈り物にするのに歴...
「第4のワイン」として注目されはじめている「オレンジワイン」はじつはアウトドアに最適なアルコール。ここではその理由と、キャンプとワインを愛するソムリエがオ...
外食が途絶え、およそ80,000杯分(約2万L)のビールが消費されずに余剰となった今春。これを廃棄するのではなく、新たにクラフトジンとして蘇らせるプロジェ...
「Truck Surf Hotel」という移動式ホテルの利用者は、ポルトガルもしくはモロッコの海を転々として、その場でサーフィンができる。
ワインの印象を左右するグラス選び。きちんと理解してますか? ワイングラスにフォーカスし、ソムリエ吉川大智さんにグラスの種類とその適切な選び方を教えてもらい...
海外旅行を諦めるのはまだ早い。体験型オンライン旅行サービス「Travel At Home」なら、お家にいながら世界を旅できる。
世界中に多くのファンを抱えるオリンピック・マルセイユのホームスタジアム「スタッド・ヴェロドローム」。
このマラソン大会、毎年ボルドーで行われているもので、ランナーはぶどう畑を通る42.195キロのコースを走ります。20ヵ所以上ある給水地点では、さまざまな醸...
ミックスジュース発祥の店として親しまれている「千成屋珈琲」が、8月10日、「ラゾーナ川崎プラザ」に関東初出店。夏季限定の「ミックスジュースフラッペ」や、ラ...
『スター・ウォーズ』の「銀河元老院会議場」を彷彿とさせる仏パリにオープン予定の「Ōma Cinema」。観る映画だけでなく、映画館にもワクワクを!
ここ最近で一番「いいな」と思ったリノベかもしれません。あるオーストラリア人家族が4年ほどかけて生まれ変わらせたのは、18世紀に建てられた「南フランスの古城...
名前から自然派ワインとわかるオーストラリアの「ナチュラル・ワイン・カンパニー シラーズ」。ゴクゴク飲めて味わいも非常にクリーンなので安心してオススメできる...
2月23日(金)からhako galleryで、14~15世紀のフランスで親しまれていたスパイスワイン「hypocras(イポクラス)」が飲める。体の内側...
2016年6月、スペインで新発売された1本のボトルにワイン業界全体がざわついた。なにせその色が赤でも白でもロゼのような中間色でもなく、雑じりっ気のないイン...
ワイン選びにお困りというアナタに少しヒントになるTips。ワインボトルのラベル、フランス語でいう「エチケット」を少し知っておけば、ワンランク上のワイン好き...
ヘルシーもウェルネスも、訳すとどちらも「健康」という意味なんですが、ヘルシーが身体的な健康に対して、ウェルネスはもう少し意味が広く、クオリティオブライフだ...