【山梨県】甲府市に行ったら、B級グルメ「鳥もつ煮」をつまんでそば屋で一杯
富士山に富士急に八ヶ岳と、都内からも近く自然溢れる観光資源に恵まれた街、山梨県。
ご当地グルメも豊富で「成駒屋」のつゆだくの焼きそばや、猟師料理が味わえる「仙人小屋」、名物のほうとうが味わえる「小作」など、個性豊かな飲食店が目白押し。
そんなご当地グルメがたくさんある街で、しかもご当地麺類の筆頭としてほうとうがあるんですから、山梨県のおそば屋さんは苦戦しているかと思いきや...実はそんなことないんです。
甲府市のそば屋「奥藤」がきっかけの
鳥もつ煮とは?
©2018 Takeshi Kimura
山梨県のおそば屋さんで食べるべき一品、それが鳥もつ煮です。
砂肝やハツ、レバーにキンカンと、鳥肉の様々な部位を甘辛く照り煮にしていて、お酒との相性も◎。もともと甲府市内の「奥藤」というおそば屋さんが考案したもので、それがだんだんと市内に広がっていったそうで、県内のおそば屋さんでは定番メニューのひとつに。
夏の暑い日におそば屋さんで冷酒と一緒につまんで、シメにお蕎麦をたぐれば、甲府盆地の猛暑も味付けとして満喫できるかも。
B級グルメが一気に全国区へ
山梨の観光資源の成功例
甲府市職員の若手がPRを始め、B-1グランプリで優勝したことをきっかけに、一気に全国的に知られるようになった、鳥もつ煮。B級グルメの走りとして観光資源になった鳥もつ煮は、いち早く官民一体で取り組んだ地域おこしの成功例としても知られています。
今では「とりもっちゃん」と「えん丸くん」というゆるキャラも活躍中です。
©2018 Takeshi Kimura
購入は、甲府鳥もつ本舗より。
Photo by Takeshi Kimura