【愛知県】パリパリからの甘辛ジューシー。「手羽先の唐揚げ」はやみつきになる
味噌煮込みうどん、どて煮、天むす、きしめん。愛知県には美味しいモノがいっぱいありますが、中でもここ最近世界的にも注目されているのが「手羽先の唐揚げ」。
日本国内のファンを増やすに止まらず、ニューヨークなどにも本場の手羽先が食べられる専門店があるそうです。
手羽先の最高峰
名古屋コーチンの手羽先の唐揚げ
手羽とは鶏の翼の部分を指し、人間で言うところの肘から指先の部分が「手羽先」と呼ばれています。
元々、鶏の肉は牛や豚に比べ脂分が少なく、ヘルシーなお肉として知られています。しかし、手羽先には肉がほとんどない代わりに、ゼラチンと脂肪が豊富に含まれていて、焼いて食べるのではなく、唐揚げや煮込み、出汁などによく使われます。
「手羽先の唐揚げ」は油でカリッと揚げたあと、甘辛い秘伝のタレとスパイス、ゴマを振っていただきます。皮のパリっとした食感とジューシーな肉のうま味、さらにゴマの風味も口いっぱいに広がり、ご飯やビールが進みます。
とくに愛知県特産の「名古屋コーチン」を使った「手羽先の唐揚げ」は肉に弾力があり、うま味も抜群なので、手羽先好きなら一度は食しておきたいところ。
愛知から世界へ
手羽先ファーストフード
アメリカには「バッファローウイング」という、鶏の手羽を素揚げにして辛味の強いソースをまぶして食べる、ニューヨーク州バッファロー発祥の郷土料理があります。しかしそれには手羽先の唐揚げのようなパリッとした食感がなく、味もあのスパイシーな辛さとはちょっと違います。
ニューヨークには日本人が経営する本格的な手羽先専門店があり、2016年ロサンゼルスで行われた「名古屋フェア」では、愛知県発祥の手羽先チェーン店に大行列ができたそうです。
寿司やラーメンに代表される海外で人気の日本食ですが、ハンバーガーやフライドチキンなどファーストフード文化が根付いたアメリカでは、手羽先こそがもっとも受け入れられやすいのかもしれません。
購入は、さんわより。