フランスっぽい。ボイコットをするためのアプリ

フランスの人々が頻繁にボイコットやストライキをしているイメージがあるのは、僕だけではないはず。

「TABI LABO」で働いているフランス人女性にこれが正しいのかを聞いたところ、「そうね、フランス人は文句を言うのが好きだから」と回答。うん、やっぱり間違ってなかったみたい。だからでしょうか、「BuyOrNot」というアプリが生まれたのは。

「BuyOrNot」はまだまだフランスでの知名度も低いようですが、主にスーパーマーケットで使うもの。買い物をするときに商品をスキャンしたら栄養素や商品の特長を表示してくれる類のアプリです。とは言っても、スキャンをしてから表示されるのは、「環境問題に対する貢献度」や「動物実験をしているかどうか」、「企業に対するボイコットが起きているかどうか」という情報。

要するに、ボイコットのサポートをするためのアプリなんです。日本では考えられないですね……。

このアプリを開発した企業の名前は「I Buycott」。シリアスな内容を展開しているにもかかわらず、シャレをきかせているのも興味深いです。

Top image: © Stock.com/serazetdinov, 2018 TABI LABO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。