人生で一度くらいは貴族に。18世紀のフランスの「古城」に泊まれる!
ここ最近で一番「いいな」と思ったリノベかもしれません。
あるオーストラリア人家族が4年ほどかけて生まれ変わらせたのは、18世紀に建てられた「南フランスの古城」でした。
フランスの貴族が
1700年代に建造
2013年、パース出身の夫婦Craig WatersさんとKarina Watersさんは、娘がフランス留学していたことをきっかけに、南仏の古城を購入。
この「Châteaude Gudanes」は、フランス南部のアレージュ地方にある、18世紀の新古典主義のお城だそう。
かつて「ピレネーの王」と呼ばれた裕福なフランス貴族、ルイス・ガスパルド・デ・セールスのために、1741年に建造。
フランス革命でセールス家が所有権を失って以降、「Châteaude Gudanes」は長らく歴史的建造物として指定されていました。
しかし20世紀後半にはすっかり荒廃し、修復が必要な状態となっていたのです。
夫婦の手によって
息を吹き返すシャトー
Waters夫妻は壁紙、秘密のトンネル、古代の遺物のフレスコ画をはじめ、ブログやSNSを使ってお城の復活を実況、つねにその進捗状況を伝え続けました。
そして、とうとうこの2017年7月から、観光客のための宿泊施設とスペースを提供することに!
94部屋のホテルへ変貌
Waters夫妻の努力により、シャトーはこの夏、94部屋の客室を完備した美しいホテルへと生まれ変わるそうです。窓の外にはピレネー山脈が見え、気分はすっかりフランス貴族。
宿泊の予約はこちらから。
全身でフランスの歴史に触れる、そんな夏休みはいかがでしょうか?