食べる楽しさ、悦び、感動をクリエイトするふたりの「LIFEGENICな旅」
自分らしく生きることを追求し続けるライフスタイルを。そんな今を自然体で生きる姿勢に想いを込めて生まれた言葉が「LIFEGENIC(ライフジェニック)」。
人生において欠かせない「食」というファクターに関わり、食べる楽しさや悦び、感動を、テーブルやカウンターのある空間にクリエイトするミレニアルズの場合はどうだろう。
専門は違えど、食彩を用いて味覚の探求を行うという共通点から、普段も親交の厚い、シェフ・田村浩二さんとバーテンダーの野村空人さん。久々の休日に合わせて東京からドライブに出たふたりと同行させてもらうことに。
食へのインスピレーションを求めて出発したこの旅から、ふたりの中に生まれる新しい味の創作の可能性。そして、「LIFEGENICな旅」の行方とは?
料理人
L’odoriter代表。専門学校卒業後、都内のレストランでキャリアを積み、渡仏。フランスでは「Mirazur」等で経験を重ねた後、2016年に日本へ帰国し「Tirpse」のシェフに就任。現在は独立し、様々なプロジェクトに参画しながら食の新しい可能性を表現している。「.science」取締役。「Tanpan.CO」執行役員。
フリーランスバーテンダー
21歳で単身渡英、ロンドンのバーでバーテンダーとして活躍したのち、2016 International Best Restaurant bar of The Yearに輝いたHawksmoorSpitalfields barのヘッドバーテンダーを務める。帰国後、「FUGLEN TOKYO」のバーマネージャーを経て、2018年よりドリンクコンサルタント会社ABV+設立。現在は、「Kyrö distillery company」のJapan ambassadorとしても活動中。
より自然に近く、大地の恵みが香る
オーガニックハーブに驚く
ハンドルを握り東京を出発したふたりが最初に向かったのは、より自然に近い状態で栽培し、安全・高品質のオーガニックハーブを提供する、静岡県三島の「落合ハーブ園」。「食」における香りにこだわったクリエイティブを発揮する両者にはうってつけの旅先。もぎたてのハーブから広がる香りに、驚きの表情をみせながら、畑を巡ります。
この「落合ハーブ園」のハーブは、“人のからだに良いはずのハーブに農薬などは使わない”という信念のもと、他では認められている除虫菊、木酢、銅剤なども使わず育成。余計なものを足すことなく、種と大地が本来もっている魅力を引き出しています。ハーブから匂い立つ鮮烈かつ芳醇な香りは、ふたりに新しいアイデアをもたらした様子でした。
「落合ハーブ園」
静岡県三島市谷田2297-348
http://www.ochiaiherb.com/
駿河湾から揚がる海の食材に
漁港を巡り、出会う
東名高速を下る休日のドライブ旅。静岡の海の幸が集まる沼津港に立ち寄ります。
富士山からの雪解け水と、日本一の深さが生み出す深層水の、ふたつの日本一から恵みを受ける駿河湾。質の高い魚が水揚げされる漁港で、材料となりそうな魚介などに期待し、港市場を歩くふたり。
足をとめた鮮魚店では、自然と魚の見定めがはじまってしまう。田村さんはメインとなる料理を思い浮かべていたのか、しっかり育った質のいい金目鯛を手に、じっと見つめることも。野村さんは、海藻類の乾物を手に、独特な香りを引き出したドリンクのアイデアを考えていたそう。
沼津港『魚健』
静岡県沼津市千本港町124
https://www.facebook.com/uoken.numazu/
オーナーの真摯な姿勢と野菜に
心が躍った農園での時間
多忙なふたりが休日をつかってわざわざ訪ねてみたかったというのが、旅の最終目的地「北山農園」。静岡県富士宮市にて年間50品種・100アイテム以上の野菜・穀物・ハーブを無農薬有機栽培で育てている。
農園の主・平垣正明さんは、“美味しくて、美しくて、ワクワクするような、夢のある野菜を!”と、そんな想いを胸に栽培を続けているそう。そのこだわりは、実際に収穫した野菜をその場で試食しながら話を聞かせてもらうだけで、手に取るようにして分かる。本当に自ら育てた野菜への情熱と誇りに溢れていた。彼との出会いはふたりの旅人の心も掴み、お互いに食材への思いが尽きることなく語り合っていた。
自分の好きなこと、夢中で情熱を注いでいること。そんな気持ちがクロスする瞬間は、何にも邪魔されない自分らしさが溢れている。今を自然体で生きる姿勢に想いを込めて生まれた言葉「LIFEGENIC」とは、まさにこんな場面で見られるのかもしれない。
『北山農園』
静岡県富士宮市北山3192
http://www.kitayama-farm.net/
旅を終えたふたりが再発見した
「食と自然体験」
帰路のレクサスの中、満足そうな表情をしたふたりからは、このドライブがまさに「LIFEGENICな旅」となった手応えが感じられた。ハンドルを握りながら語られる、この1日を振り返った思い出。
そこには、魚や野菜といった食材の生まれる場所を巡ったことでインスピレーションを感じ、食材と向き合うことで純粋なパワーが得られた、という思いが浮かびあがってきた。そんな人や食材との対話=セッションから、新しい次のアイデアや思考に繋がっていくことの楽しさがふたりの間で語り合われていた。
この旅で経験した時間が心から楽かったのか、ふたりはこの旅先へ再訪する希望を次のように語ってくれました。
田村浩二さん(以下、田村) どこかのホテルで特別なディナーを食べる……とかより、北山農園さんで採れたての野菜を使ってバーベキューをやるほうが、よっぽど特別で一番なんじゃないかなって思うんです。
野村空人さん(以下、野村) そうだね! 星付きのミシュラン店より美味しいものになるかも!
田村 家で料理をちゃんと作って食べるという行為も自分らしいことではあると思うんですけど、それって結局“日常”じゃないですか。自分らしくいられて非日常の環境に身をおけるって、自然の中にいるときだと思うんですよ。
野村 たくさんの仲間で北山農園さんのバーベキューの場に集まってね。満足度は高いですよ、きっと! 最終的には、ぼくらふたりが最高に楽しいはずですけどね!(笑)
田村 落合ハーブ園さんのルッコラで、ピザを作るとかもいいですよね。ルッコラの味、力強くて美味しかったですもん。みんなが知っている食材の本当の美味しさを感じられるって貴重な体験だと思いますよ。
野村 あのルッコラならハーブとしても強いんで、カクテルとかにもしますよ。
田村 みんなで、焚き火したい!(笑)
野村 みんなで輪になって、普通に盛り上がりたいですね。ぜひ、やりましょうよ!
……新たな「食」のステージがふたりのイメージとして共有された模様です。
このアイデアに辿り着くまで交わされたインタビューの全編は、Amazonで発売中の『LEXUS LIFESTYLE BOOK』でご覧いただけます。(※クーポンコードでおひとり様2冊まで無料)
ふたりが作りだす
「LIFEGENICな食の宴」を体験しよう
今回のドライブを終えた両名にアイデアを持ち帰ってもらい、実際にこの旅を追体験できる企画を考えてもらいました。
そうして生まれたのが、ふたりが感動した「北山農園」の採れたて野菜をその場でご馳走するという“究極の贅沢”な宴。シェフ・田村浩二とバーテンダー・野村空人の両名による直々のスペシャルテーブル。限られた人しか体験できない、「LIFEGENICな食の宴」となるはずです。
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