強烈な皮肉を込めたイタズラ!パリの地下鉄が牧場になる
クリスマスを前に人々が浮足立っていた12月、パリの地下鉄でとあるイタズラが起き、話題となりました。そのイタズラとは、電車内に藁と干し草を敷き詰めるというもの。しかも、容赦なくぎっしり……。
©Omerta Project
©Omerta Project
これ、同地下鉄の混雑っぷりに痺れを切らした利用客の想いの表れなのです。毎日ぎゅうぎゅう詰めにされて「まるで家畜みたいじゃねぇか!」という怒りを伝えたかったんだとか。
いたずらの舞台となった13号線は、一日に60万人の利用があり、フランスで一番の混雑率。さぞ、不快感とストレスを溜め込んでいたんでしょうね。
実行したのは、アーティスト集団「Omerta Project」。これもアートの一種なのでしょうか?抗議の結果、今度は彼らが地下鉄側から抗議を受けているようです……。
日本での満員電車に遭遇したときにこの件を思い出せば、遠い国でも同じようなことが起きているのだと、少し諦めがつくかも!?
Reference: metro
Top image: © Omerta Project.