「贅沢すぎる」メキシコ大統領官邸は、観光スポットに
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領が、大統領官邸(通称“ロス・ピノス”)を一般公開しました。
何ができるのか?というより、特筆すべきは一般公開に至ったプロセスです。
彼は選挙期間中から「贅沢すぎる」という理由で、自宅から国立宮殿に通うことを宣言。少し前には大統領専用ジェット機を売却することも明らかにしました。国民の生活をより良くするために、まずは自分たちの生活から変えていくという意思の表れでしょう。
これまでロス・ピノスへの立ち入りは制限されていましたが、一般公開されたことによって、メキシコシティの新たな観光スポットになることも期待されています。大統領が倹約をすることが、多くの観光客を呼び寄せるきっかけになるかもしれませんね。
Top image: © Pedro Mera/Getty Images