「バチェラー」「バイヤー」
「イタリア」と言えばの桃田奈々です

婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン2に出演し、「肉食バイヤー」と紹介されていた桃田奈々です。

これまで、元来の負けず嫌いな性格と持ち前の強い好奇心でいろいろなことに挑戦し、自分の運命を切り開いてきた……と思っています。

そんな私が、自己紹介、恋愛、仕事、美容、旅というテーマで5回にわたってコラムを書かせてもらいます。

まず第1回は、自己紹介がてら『バチェラー』という番組の振り返りや自分の性格について触れたいと思います。

桃田奈々(ももだなな)
1991年生まれの27歳。広島県出身。Amazon Prime Videoで独占配信中の婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン2に出演。「運命」を探すため番組出演を果たすが、惜しくも途中で脱落。本業はフリーランスのバイヤーで、バッグやアクセサリーなどの買い付けのため、1年の約1/3はイタリアで過ごす。現在は、タレント・モデルとしても活動中。

「運命」を求めバチェラー出演

©2018 Nana Momoda

私のことを知ってもらう入り口として、まず始めに『バチェラー・ジャパン』に出演したときのことについて書かせてもらえればと思います。

まず番組に応募した理由を率直にいうと――「運命」を見つけたかったからでした。

長い間、好きな人も彼氏もいなかったので、友人グループと飲んでいるときなんかは「なかなか出会いがない」とボヤくこともありました。

すると、ある日、アメリカ人の友人が「海外で人気の『バチェラー』という番組の日本版があるから参加してみたら?」と勧めてくれたんです。

じつは私、こう見えて結構ロマンチストなんです。

だから「ひとりの男性を複数の女の子が奪い合う『バチェラー』のような特殊な環境に身を置いたら、もしかしたらTrue Love(真実の愛)を見つけられるんじゃないかな?」と思ったんです。

そのときはまだバチェラー(独身の男性参加者)が誰になるかは発表されていなかったけれど、まずは運命が転がっているかもしれない場所に足を踏み入れることが重要だと思って応募しました。

早い段階で気づいてしまった……

全10話中6話まで残った『バチェラー』の撮影は、約1ヵ月半続きました。その間、家族や友人に会えなかったので、ものすごく長い時間に感じました。

そんなとき、つねに行動を共にしていたのは出演者の女の子たち。当時はみんなで共同生活をしていたので、必然的にバチェラーのことをよく話していました。

バチェラーからデートに誘われたときは嬉しかったし、相手をもっと知りたいとも思っていました。

でも、これははじめての告白になりますが、結構早い段階で「私、彼の一番になりたいわけではないのでは?」という、自分の素直な気持ちに気づいてしまったんです。

選ばれたら嬉しいし、すぐに去りたくはなかったけれど、それは最終的に彼と結ばれたいからではないのかなって……。

どういうことかというと、あの非日常的な空間と限られた時間の中で相手と距離をつめることは、私にとっては難しかった。

その分、他の女の子たちといるときは結構“素”を出せて、どんどん親近感が沸いていったんです。

そしたら、目標に向かって頑張っている彼女たちを応援したいと思い始めてしまって……(笑)

でも、運命を見つけるために番組に参加したわけですから、モヤモヤする時期もありました。

けれど結局は、他の子たちを応援する気持ちの方が勝ってしまった。

去り際は寂しかったけれど、不思議と悔しい気持ちはありませんでした。

バチェラーには選ばれなかったけれど、番組を通して新しい自分も発見できたし、あのときの出会いはすべて大きな意味での「運命」だと思っています。

確かに肉食かも(笑)

©2018 Nana Momoda

普段の生活では、とにかくやりたいと思ったことに全力でチャレンジするのが好き!本業であるフリーランスのバイヤーに転身するときもそうでした。

もちろん、『バチェラー』に参加するときも。

未経験のことに挑戦するには不安もあります。でも、いつも興味の方が勝ってしまうんですよね。

それを経験した後、楽しいと感じるのか悲しいと感じるのか、一体どんな気持ちになるのか知りたくなるんです。

失敗を恐れる気持ちを持っていないわけではないけれど、どんな結果になろうと後悔だけはしたくないから。

それで失敗したらなら「やっちまったぜ!」って、次に進めばいいかなって。

もちろん、「なんであんなことしたんだろう」とヘコむこともあります。

でも、そんなときは、リラックスできる時間を確保して、自分の気持ちとちゃんと向き合い、立ち直る努力をすればいいかなと思っています。

イヤなことがあったり失敗したとき、落ち込んだままでいることって、じつはラク。だからこそ、切り替えることが大事かなと思います。

だから私は「自分の人生は自分でつくる」ことをつねに意識して行動しているんです。

もしかしたら、こういう思考回路が「肉食」ってキャッチコピーをつけられた理由なのかもしれませんね(笑)

......まだまだ伝えたいことはたくさんありますが、今回はここまで。

私の想いをぎゅっと詰め込んだ2回目の「恋愛編」も読んでもらえると嬉しいです。

では、またお会いしましょう。

Top image: © Masaharu Arisaka/STUH
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