世界に真似すべき場所がある
デンマークの大規模埋め立て

デンマークの首都コペンハーゲンから約10キロのところにある街ビズオウア。

もともと自然豊かだったこの土地。1960年代に工業地域としての開発で、大規模な埋め立てが行われました。その結果、街は工業地帯として発展した引き換えに、本来の景観を失ってしまったのです。

このことを教訓に考案されたプロジェクトがあります。その名も「Holmene」。

完成を2040年に予定するこのプロジェクト。地域の地下鉄や建設現場ででた余剰土を利用して、海岸部に埋立地をつくります。9つの人工島で構成され、いちばん大きな島では、環境技術の開発や大規模な廃棄物発電を行います。また、各島は緑で覆われていて、人々がスポーツなどを楽しめる場となるそうです。

自然か開発、それともそこに住む人々か。どれかを優先するのではなく、そのすべてが共存できる場所を目指すのです。

経済成長を追求した結果、自然が失われて環境破壊につながってしまった工業地域は世界中にあります。同プロジェクトが成功すれば、この街は世界的な先進事例になるかもしれません。

©2019 URBAN POWER for Hvidovre municipality
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Top image: © 2019 URBAN POWER for Hvidovre municipality
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