次世代のスマホは「Huawei」が開発したOSが席巻する?

米政府により、関連企業まで禁輸リストに加えられてしまったHuawei。GoogleからのOS提供を受けるのが厳しくなるのを見越してか、8月上旬に独自オペレーティングシステムとして「HarmonyOS(鴻蒙OS)」を発表。

このHarmonyOSは安全性や柔軟性に富んでいるほか様々な用途に活用できるのが強み。スマートフォンだけでなく、スマートウォッチやテレビ、ディスプレイといったものから車載システムなどにも採用していく計画とのこと。

このシステムを最初に搭載するのがスマートフォンではなくスマートテレビ「Honor Vision TV」であり、Huaweiが「AndroidやiOSとは異なるもの」と説明していることから、Androidの継続利用にも望みを残しているようだ。

米中間での緊張が高まるなかでのこの発表は、電気自動車の開発に鋭意的な中国からテスラを凌駕する独自OSのEVが登場する可能性をも感じさせる注目のトピックといえるだろう。

Top image: © David Ramos/Getty Images
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