【これは便利】「iPhone 」に物を乗せると、重さがはかれるアプリ
新しいiPhoneシリーズに搭載された「感圧タッチ(Force Touch)」機能には、まだ見ぬ可能性が潜んでいたようです。なんと、画面の上に置いたモノの重さを図れちゃうのだとか!
スマホ画面が
重量計になるアプリ
上の動画で使用されているのは「Gravity」というアプリ。スマホの上にスプーンを置き、さらにその上にモノを置くことで画面の一点にかかる圧力を計算、重さを図れます。丸みを帯びたスプーンの底部分をうまく使っているようです。
開発者のライアン氏がMediumに書いた説明によれば、プラスチックカップなどをスプーンの上に置けばコーヒー豆のグラムを測ることもできます。その他にも粉末調味料などの分量計算にも役立ちそうですよね。
ダウンロードできる?
残念ながらAppleの公式認定を受け取れなかったため、iTunesのApp Storeには並びませんでしたが、ライアン氏はその理由についてこう語っています。
「何故なのかはすぐにわかりました。すでに似たようなアプリがゴマンと溢れていて、その80%はジョークアプリだったんです。
残りの20%も、膨らんだ風船の上にスマホを置いてコインを乗せた時の傾きで重さを測るものなどがほとんどです」
つまり、実用的な重量計アプリはこれまで存在していなかったためAppleではその類の機能を一括して認めていないのではないかとの見解。しかし、簡単に認可を下さなかったことに対しては本人もリスペクトを払っているようです。
「重いものをスプーンに乗せて画面が割れてしまう可能性やドラッグの使用を促すイメージがあるのは理解できます。
『Gravity』の重量計測の正確度からいってそういう目的で使おうとする人はいないと思いますが、リスクを考慮した判断は尊敬しています。
また、APIや3D Touchを変わった使い方で使用するアプリもたくさんあるので、素通りで認可していないことについては感謝しています」
「Gravity」も含め、まだダウンロードできる重量計アプリは公式には存在していない様子。やはり認可次第と言えるのでしょうか。はかれるものには限界がありそうですが、あると便利かも?