着せ替え感覚でスマホをカスタム。Googleが開発した「Ara」が、まあステキ!

Googleが開発を進めるモジュール式スマホ「Project Ara」の最新映像が公開されました。ユーザーが使いたい機能をモジュール形式で本体に付け替えて、自分流にカスタムできるスマホ。たらたらと説明するより、まずは動画でチェックを!

機能を組み替えて
個性を発揮するスマホ「Ara」

言わずもがなですが、従来のスマホはアプリをダウンロードすることでスマホに機能を拡充させていくもの。それに対して「Ara」は、フレームに直接自分が使いたい機能をはめ込んだり、組み替えたりすることで、自分ごのみにカスタマイズしていくというもの。つまり、ソフトではなくハード側からも機能へのアプローチが可能なスマホなんです。

気分に合わせて
自分だけのスタイルを持ち歩く

気分はグレー。いや、やっぱりホワイトかな……。なんて感覚で、たとえば洋服のコーディネートに合わせてパネルのカラーを選んだり。

スマホ撮影が好きな人は、被写体や用途に合わせてカメラのレンズを交換する感覚でモジュールを変えたり。

もしくは、カメラや他の機能を一切廃して音楽特化型のスピーカー3連付けといった使い方まで。とにかく、スタイルや目的に合わせてモジュールを組み替えるだけで、自分ごのみにカスタマイズできるのがAraの魅力。

バリエーション豊富な
着せ替えモジュールもGOOD!

ディスプレイ、カメラレンズ、ストロボ、スピーカー、マイクなど、いわゆるスマホが兼ね備えている機能はすべてモジュール化されています。さらには、拡張バッテリーやカメラスタンド、他にもピルケースらしきものまでが動画には登場し、今後さらにバリエーションが増えてくることは想像に難くありませんね。

フレームにカチっとはめるだけ
ディスプレイが割れても、
交換できちゃう

スマホのベースとなるのは、最大6個のモジュールが搭載可能な「Ara Frame」。ここにカチッとはめ込むだけで、スマホの着せ替えが完了。いちいちスマホを買い換えることもなく、自分だけの仕様ができ上がるという訳です。

反対側の液晶ディスプレイに、もしも落としてヒビが入ってしまったら?これまでは、修理に出していたかもしれません。けれどAraならそれさえも、カチっとはめ込むだけで即解決できるんだとか。

2017年秋ごろ発売開始予定

落下したりすぐに外れてしまうという欠点を、2015年より段階的に修正&バージョンアップを繰り返してきたAra。ちなみにデータの伝送速度は毎秒11.9GB。

Venture Beat」はじめ海外の報道では、来年秋ごろの発売開始を予測しているようです。待ちきれない人は、こちらで詳細をチェックしてみて。

提供元:Google

Reference:VentureBeat
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