「無料で給水できるスポット」を探せるアプリ「MyMizu」が地球を救う

私たちが地球のためにできることは、まだまだある。

この「MyMizu」というアプリの存在を知ったら、多くの人がそんな気持ちになるかもしれない。

最近「マイボトル」を持ち歩くようになったものの、自宅で入れてきた水を飲みきってしまい、結局コンビニで水を買ったという経験はないだろうか?

MyMizuでは、日本全国にいる登録パートナー(カフェやレストラン、コワーキングスペース、ホテル、ショップなど)と、水飲み場などの公共の水源、合わせて約8000ヵ所以上の「無料給水スポット」を検索することができる。それによってユーザーは、使い捨てのペットボトル飲料を購入することなく、外出先でもマイボトルなどへ給水が可能になるのだ。

ペットボトル生産国として世界2位である日本は、毎年220億本以上のペットボトルを生産している。

国内のリサイクル技術やインフラは世界的に高水準であるにも関わらず、そのうち「約26億本」ものペットボトルが、リサイクルのための回収がなされずゴミになっているのだ(回収されず最終的に海に流されたりするものもある)。

日本は今、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け世界から注目を浴びている。先日の国連気候変動サミットの壇上で、スウェーデンの高校生環境活動家であるグレタ・トゥンベリさんは「生態系は崩壊しつつあり、私たちは大量絶滅の始まりにいる」と説いた。

この記事を読んでいるユーザーには、そうした環境問題の現実から「目を背けてきた側」も「背けてきた結果の未来に生きなければならない側」も、きっと両方が存在していると思う。彼女の演説にもあったように、今、「世界は目を覚まし、変化の時が始まっている」。MyMizuを使うことも、きっとそのひとつだ。

少々カタイ話になったが、MyMizuを使うことは、カフェや公園など、新しいお気に入りスポットの発見につながるというメリットもある。給水スポットとして登録したお店側も、ブランドイメージを向上させたり、来訪客数を増やすといった好影響が期待できる。

つまり、使うメリットはたくさんあり、使わないメリットはないのだ。

©2019 Social Innovation Japan
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My Mizu 」

【公式ホームページ】www.mymizu.co

Top image: © iStock.com/vwPix
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。