小惑星のニアミスはなくなるのか?NASAが「宇宙望遠鏡」の打ち上げ計画を発表
9月23日、NASAは6億ドル(約650億円)の費用をかけてNEO(Near Earth Object/地球への衝突が懸念される天体)を検出できる「宇宙望遠鏡」の打ち上げ計画を明らかにした。
NASAがこの望遠鏡の打ち上げを急ぐのは、今年7月25日に直径役130メートルの小惑星が約71,400キロメートル(月との距離の1/5)のところまで地球に接近したが、通過の1日前まで気がつかなかった......というひやっとする出来事があったから。
「日本スペースガード協会」によると、もしもこの小惑星が地球にぶつかっていたら、東京23区と同等のエリアを破滅させるほどのインパクトだったという。
NASAが威信を懸けて開発を急ぐ望遠鏡は、映画『アルマゲドン』の結末のように地球の危機を救ってくれるものとなるのか......今後も注目したい。
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