エリザベス女王が「毛皮」を新調しない方針
イギリス王室のエリザベス女王は、「毛皮」を使った衣服などを今後一切新調しない方針であるとの意向を明らかにした。
近年、動物愛護という観点から「グッチ」や「アルマーニ」など数々のブランドが毛皮を使用しないと宣言しており、その考え方は世界的に広がっている。このたびのイギリス女王の判断は、そんな時代の流れに沿ったものというわけだ。
一部の毛皮が用いられている伝統的な儀式用衣装については、新調するタイミングで人工のものに入れ替えをおこない、また、すでに所有している毛皮製品については、今後も着用する可能性があるという。
世界に先駆けて毛皮農場を違法としたイギリスではあるが、他国からの輸入は継続している。エリザベス女王の意向を受けて、その動きが政府にどのような影響を与えていくのか注目したい。
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