「Tinder」ユーザーはリベラル派が多い? 2019年のトレンドレポートが公開
「Tinder」が2019年のトレンドレポートを公開。計測方法はユーザーのプロフィールに書かれている言葉を抽出したというシンプルなもの。とはいえ、その結果はとても興味深い。
ミレニアル世代が使うマッチングアプリという印象もあるTinderだが、現在はZ世代がマジョリティとなっているようだ。
そんな彼らがよく使う言葉は「Real(リアル)」「Lit(イケてる)」など。数年前から盛り上がっている人権運動Black Lives Matterで頻繁に使われるようになった“社会で起きていることを認識する”を意味する「Woke」も、そのひとつ。
トレンドトピックには映画キャラクター「Captain Marvel(キャプテン・マーベル)」ラッパー「Lizzo(リゾ)」やアメリカ合衆国上院議員「Elizabeth Warren(エリザベス・ウォーレン)」などが入っている。政治家が話題になっているあたりは、Z世代が政治にも関心があることの証であり、彼女たちが女性としての象徴になっているとTinderは予測。
また、アメリカ国内の政治に関する言葉に限定した場合は、大統領の「Donald Trump(ドナルド・トランプ)」も話題になっているそうだが、同じくらい政治家の「Alexandria Ocasio-Cortez(アレクサンドリア・オカシオ=コルテス)」や「Bernie Sanders(バーニー・サンダーズ)」、環境問題活動家の「Greta Thunberg(グレタ・トゥンベリ)」もユーザーのプロフィールに出てくるという。一言で表すのは難しいが、アメリカのTinderユーザーにはリベラル派が多いようだ。
余談だが、このトレンドレポートによると、東京にいるユーザーは世界のどこよりも多くスワイプをしていたとのこと。