お酒を飲みながら!笑いが止まらなくなる「ボードゲーム」3選
未だに“居酒屋で飲む”となったら、話題は仕事の自慢や愚痴ばかり……。もう、2020年だよ? そろそろ飽きない?
僕は飽きました。
それに取って代わる存在として、家でボードゲームに注目です。友だちとワイワイ盛り上がれるし、会社の先輩や後輩とやっても、笑いは絶えませんっ! どうせ同じ時間をかけるなら、少しでもハッピーになれる方がいいんですよね、正直なところ。
そんなわけで、日本最大級のボードゲーム専門店「すごろくや」に協力していただき、友だちとお酒を飲みながら楽しめるボードゲームを3つ紹介してもらいました。
海外製を中心とした近代のボードゲーム・カードゲームを見て・さわって・買える日本最大級の専門店。店舗販売のみならず、自社ボードゲームの開発や、イベントの企画運営など、生活を豊かにするボードゲームの魅力を発信する、様々な活動を行なっている。
01.
ガチすぎない心理戦を楽しめる
「ハゲタカのえじき」
【遊び方】
ランダムに出てくる点数札を奪い合う。
すごろくや:「ハゲタカのえじき」は2人でも楽しめるんですけど、大人数でやった方がいいです。
1〜15までの手札が配られるので、そこから1枚選んで、みんなで見せ合います。で、一番大きい数を出した人が勝ち。
ポンポンとスピーディーにできるシンプルなゲームです。
──じゃ、15を出せば、負けなしですね!
すごろくや:でも、誰かとダブってしまうと点数札はもらえないので、なるべく被らないように、周りの人の様子を考えつつ、カードを出さないといけません。
しかも、一度使ったカードは使えないので、戦略が大切なんです。
すごろくや:ゲームは15回の勝負を繰り返したら終わり、最終的に点数札の合計が一番大きい人が勝ち。
15を出した時に被ったら、「うわぁーーーーー!」ってなります(笑)。
──「お前、ふざけんなよ〜」とか、普通に言っちゃいそう。
すごろくや:ですよね(笑)。もう、やりきれない気持ちが溢れ出てきますよ。
すごろくや:じつは、点数札にはマイナスもあるんです。こういう場合は、出した数が一番小さい人が取らなきゃいけません。
なので、小さい数字を残しておくと、自分の点数が減ってしまう可能性もあるので、勝負するシーンの見極めが重要になってきます。
簡単だからこそ、お酒を飲んでいる時にはおすすめですよ。
ハゲタカのえじき
プレイ人数:2〜6人
プレイ時間:約20分
値段:1500円(税込)
02.
真面目にバカなことを話す
「キャット&チョコレート」
【遊び方】
なにかしらのトラブルが起きるので、持っている道具カードをうまいこと使って、解決する。
すごろくや:「キャット&チョコレート」は何種類か発売されているんですけど、これは「幽霊屋敷編」です。
こじつけで話をして、聞いている人を納得させればいいゲームです(笑)。
──いつも言い訳ばっかりのヤツが強そう。どんなロジックもいいんですか?
すごろくや:もちろんです。めちゃくちゃぶっ飛んでいても、周りの人が「なるほどね」「たしかに」となったらOK。ポイントをもらえます。
どうしようもない道具で、どうやってトラブルを回避するのか?を考えるのがオモシロいんですよ。
すごろくや:たとえば、「踊り場」というカードには「頭上からシャンデリアが落ちてくる」というトラブルが書かれています。
で、持っているのは、バールとナイフと札束。「落ちてくるシャンデリアをナイフで切り刻む」と言ってもいいし、「じつはナイフには魔法がかけられていて、他の人を刺せば、1回だけ願いを叶えることができる」とか、現実離れしたものでも大丈夫。
──道具はすべて使わなきゃダメ?
すごろくや:トラブルの種類によりますね。カードの裏に「1」「2」「3」の数字が書かれているので、それに応じて、2つの道具を使って説明をするという感じです。
3人から遊べますが、4人がおすすめ。というのも、チーム戦でやることもできて、それはゲームの最後に明らかになるようになっているので、甘すぎたり厳しすぎたりするジャッジがなくなって、フェアに楽しめるんです。
すごろくや:そんなに時間をかけずにサクッと楽しめるのもいいところ。トラブルと道具の種類はたくさんあるので、毎回、違った話をしなければいけません。
誰かの家でお酒を飲んでいる時だと、話に集中できるので、“話す”と“聞く”という両方の楽しみがあります。
友だちとお酒を飲みながら、ツッコミを入れつつ真面目にバカなことを話していると、やっぱり盛り上がるんですよね(笑)。
キャット&チョコレート 幽霊屋敷編
プレイ人数:3〜6人
プレイ時間:約20分
値段:1650円(税込)
03.
アイスのスティックでサッカー!?
「フビ 2.0」
【遊び方】
華麗にシュートを決める。
すごろくや:「フビ 2.0」はサッカーをやるゲーム。見たままですね。
アイスを食べる棒みたいなスティックで球を弾いて、点数を決めればいいんです。球の動きが止まった時に、最後に触ったのが自分の色だったらパス成功で、もう一度、球を弾くことができます。
──テーブルサッカーより、気軽にトライできるかも。
すごろくや:ですね。ただ、これもそれなりの大きさがあるので、誰かの家に持っていくとなると、ちょっと大変です。みんなでお金を出して、ひとつ買っておくくらいがいいと思いますよ。
すごろくや:最初は思った以上に当たらないので練習してみてください。まあ、そこまで真剣じゃなくてもいいのですが。
少し酔っている状態でやると、かなり盛り上がります。やったこともないのに、スゴく上手な人とかいるので(笑)。
フビ 2.0
プレイ人数:2人
プレイ時間:約20分
値段:1万1000円(税込)
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