パートナーとの絆が強くなる「ボードゲーム」3選
パートナーが考えていることを知る機会って、意外と少なかったりします。
付き合う前にはいろんな質問をしていても、時間が経つにつれて、その数は減っていってしまう……。そんな時こそ、ボードゲームの出番です(いやいや、どんな時だよっ)。
じつはボードゲームがパートナーとの絆を強めるために役立つこともあるんです。
それを証明するために、日本最大級のボードゲーム専門店「すごろくや」に協力していただき、カップルでやる意味のあるボードゲームを3つ紹介してもらいました。
海外製を中心とした近代のボードゲーム・カードゲームを見て・さわって・買える日本最大級の専門店。店舗販売のみならず、自社ボードゲームの開発や、イベントの企画運営など、生活を豊かにするボードゲームの魅力を発信する、様々な活動を行なっている。
01.
自分だけのランキングをつくる
「かたろーぐ」
【遊び方】
ひとりが特定のランキングをつくって、相手がその順位を当てていく。
すごろくや:「かたろーぐ」は8人までできるゲームなんですけど、内容を考えるとカップルでやるのもおすすめです。
やることは簡単で、「人の魅力 ランキングベスト7」など、ひとりが記号の書かれたカードを適当に並べて、それに応じたコマをシートに置きます。
そうすると相手には分からないようにランキングをつくれるので、それを当ててもらうという内容になっています。
で、ヒントとして、真ん中に当たる「第4位」だけは、最初に公開します。
すごろくや:当てる人は質問もできちゃいます。「いつも笑顔の人が好きですか?」とか。
質問を受けた側は答え
──これ、意外と当てられなくて、相手に怒られたりするとかもあるんだろうなぁ。
すごろくや:そうかもしれませんね。だけど、相手を知るにはいいゲームですよ。「人の魅力」というシート以外にも、「アクティビティ」や「動物」のシートもあります。
しかも、質問設定は自由です。「好きなアクティビティ ランキング」ではなく、「週末にやりたいアクティビティ ランキング」という質問もアリですね。
すごろくや:もっと言えば、シートを使う必要もありません(笑)。雑誌を持ってきて、その中のランキングをつくってもいいんです。必要なのは「7つのコマ」と「7つのカード」だけなので。
パートナーと一緒にやってみると「へぇ、そうなんだ!」という発見もあって、楽しいですよ。
かたろーぐ
プレイ人数:2〜8人
プレイ時間:約10分
値段:2860円(税込)
02.
信じる心が大切なカード並べ
「花火」
【遊び方】
パートナーと協力して、カード並べでパーフェクトを目指す。
すごろくや:「花火」はちょっと変わった協力ゲームで、自分の手札を相手に見せるように持つんです。
何をやりたいのかというと、番号が振られているカードには5色あって、それぞれの色で1から順番に並べていきたいんです。
だから、先に3を出すとか、そういうのはアウト。全てを順番通りに出せたら、パーフェクト。
──でも、どうやって並べていくんですか? 自分の手札は見れないので……。
すごろくや:相手からヒントをもらえます。ヒントの出し方は、色だけを伝えるか、数字だけを伝えるか。相手の手札に色と数字が被っていたら、それは同時に教えなければいけないルールです。
すごろくや:ヒントの回数にも制限があって、毎回教えてあげられる訳ではありません。最初から飛ばしすぎると、あとでどうしようもなくなってしまいます(笑)。
──パートナーとやると、どんな意味があるのでしょう?
すごろくや:まず、なかなかパーフェクトを出すことはできません。コツもあるので、やり込む必要があるんです。で、ゲームが終わるたびに「どうやったらできたんだろうね?」「あそこのヒントはこうするべきだったんだよ」とか、パーフェクトを狙うためにお互いが意見を言って、話し合うことができます。
少しでもやっていくと、相手のヒントを信じてもいいのかな?と疑心暗鬼になったりするんです。信じきれない時には、だいたい失敗するので(笑)。
じつは相手を信じる心が試されるようになっているんですよ。
花火
プレイ人数:2〜5人
プレイ時間:約25分
値段:1760円(税込)
03.
TVゲーム好きなら、きっとハマる!
「ゾンビキッズ:進化の封印」
【遊び方】
変わっていくゲーム内容に合わせて、ふたりでフレキシブルに協力して、ゾンビを撃退する。
すごろくや:「ゾンビキッズ」は、どんどんゲーム内容が変わっていきます。最初は簡単なんですけど、あとは難しくなります。
後に出てくるゲーム内容を言ってしまうとネタバレなので、今回は最初の内容だけご説明しますね。
サイコロを振って、出た色の部屋にゾンビカードを置きます。真ん中にいるキャラクターを移動させることで、襲撃してくるゾンビを倒すことができるんです。その時、動けるのは“隣の部屋”のみ。
そして、4つの「校門」を封鎖することができたらクリアです。
すごろくや:ゾンビが飛び出してくる「校門」は、ふたりのキャラクターがそのマスに行くことができたら、封鎖することができます。
──じゃあ、ふたりでどこを目指すのか?を話す必要がありますね。
すごろくや:そうです。ひとつのマスにゾンビが3体いると、そこには移動ができなくなります。そうして、数に限りのあるゾンビカードのストックがなくなるとゲームオーバーです。
すごろくや:そして、最初のゲームをクリアしたら専用の冊子にシールを貼ります。たとえば、4つ溜まったら「1」と書かれた封筒を開ける仕組み。特定のキャラクターやゾンビが強くなったりして、ゲーム内容が変わっていきます。
封筒は「13」まであるんですよ。
──スゴい! 全部クリアするにはどれくらいの時間が必要なんですか?
すごろくや:1ゲームなら15分くらいで終わるんですけど、最後までやるとなると、真面目にやっても1日じゃ終わらないと思います(笑)。それくらい遊べちゃいます。
TVゲーム好きのカップルに、次に買う新しいゲームとして考えてほしいですね。
ゾンビキッズ:進化の封印
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:約15分
値段:3080円(税込)
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