「ローソン」と「メルカリ」が作った「捨てられない」レジ袋
通常は捨てられてしまうレジ袋に、伊坂幸太郎、吉本ばなな、筒井康隆の小説が印字された「読むレジ袋」が、6月24日〜26日の3日間限定で全国の「ナチュラルローソン」138店舗にて無料配布される。
印字された小説は、「メルカリ」が2020年4月から始動したプロジェクト「モノガタリ by mercari」で連載された、上記三作家による“モノ”にまつわる3つの小説。
国内では、じつに年間450億枚のレジ袋が使われていると推定(環境省の中央環境審議会の専門委員会資料より/2018年実績)されており、捨てられがちなレジ袋に小説という付加価値を加えることで、身のまわりのモノにも一つひとつに価値があると気づきを与え、改めてモノとの向き合い方について考え直すきっかけになればと企画された。
無料配布場所となるナチュラルローソンは、これまでもSDGsを積極的に推進。方向性が一致した両社は、7月1日のレジ袋有料化をまえに、共同でサステイナブルな社会を目指したアクションとして配布を決定したとのこと。
なお、本レジ袋は環境に配慮し、環境負荷が少なく、再生可能資源である生物資源(バイオマス)を原料とするバイオマスプラスチックを50%以上配合しているとのこと。
読み終わったあと、さらにどう再利用するかを考えるのもおもしろそうだ。
©2020 株式会社メルカリ
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