米20ドル紙幣の新たな顔に史上初となる「黒人女性」が検討中

米国バイデン政権が、20ドル紙幣に印刷される新しい顔として、19世紀の奴隷解放運動活動家であるハリエット・タブマン氏の採用を検討していることを発表した。

ダブマン氏は、1820年に米・メリーランド州に黒人奴隷として生まれたアフリカ系米国人女性で、その一生を奴隷解放女性解放に捧げた活動家。

奴隷制が認められていた南部から北部へと逃亡する黒人の手助けをおこなっていた秘密組織「地下鉄道」の主導者であり、南北戦争ではスパイとして活動した経歴をもつなど、多くの功績を残したことで知られている。

同氏はアメリカの歴史と多様性を表す人物として多くの支持を集めており、現在に至るまでも貨幣の肖像への採用について何度か検討されてきたのだとか。

もし今回の採用が実現すれば、米国の紙幣にはじめて肖像が印刷される黒人女性として歴史に再び名を刻むことに。

彼女の活躍については、2019年に伝記映画『ハリエット』が公開されているほか、「TED Ed」に分かりやすい動画(日本語字幕あり)もあるので、興味のある方はぜひ視聴してみてほしい。

© TED-Ed/YouTube
Top image: © Universal History Archive/Getty Images
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