「神輿(みこし)のパーツ」から作られたジュエリーブランド
神輿(みこし)のパーツから作られたジュエリーブランドが誕⽣。3月19日から22日まで、東京・蔵前の「iwao gallery」にて展⽰発表会を開催している(要予約)。
その名も「KIPPU(きっぷ)」。下町の“気⾵がいいね”という思いがブランド名の由来となっている。
誕⽣のヒントになったのが、⽇本の祭りにあった⼀⾵景。神輿が通り過ぎた後に落ちた⾦具は、神様の乗り物の⼀部として宝物のように⼤切にされてきたそうだ。
そんな神輿に⽋かせない鍍⾦(めっき)加⼯をおこなう、⽇本でも数少ない職⼈のいる江⼾川区の「斎藤鍍⾦⼯場」に、台東区・浅草で江⼾時代より神輿の製造を⼿掛ける「宮本卯之助商店」が協⼒。本物の神輿を作っている職⼈たちが一つひとつ鏨(たがね)を打ち、地⾦に細⼯を施して形成している。
リングやカフ、ネックレスなど全15種類のアイテムには、繁栄、無病息災、幸福など、様々な意味が込められた錺⾦具の美しい⽂様が描かれている。⾊付けで使⽤されるオリジナルの鍍⾦は、⼿仕上げによりムラ感を出したヴィンテージカラーを採⽤。
過去と今が⼊り混じった、新しいジュエリーのカタチを楽しもう。公式オンラインショップでも購入が可能だ。
© タノシナル
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