患者を迅速に搬送できる「空飛ぶ救急車」が実現間近!?
フランスで設計者、機械エンジニア、医師らが集まって結成された開発チームが「空飛ぶ救急車」のデザイン案を作成!
「the e-way rescue roadster」と名付けられたこの救急車は、水素を動力源としたクリーンな車両。脇にはプロペラが備えられており、変形すると空を飛べるようになっているらしい。
渋滞の激しいパリでは、救急車の到着の遅れが問題になっており、それを解決するには、空を飛ぶしかないという結論になったとのことだ。
© Dassault3DS/Twitter
なお、本プロジェクトは、仏ソフトウェア会社「ダッソー・システムズ」のもとでおこなわれたとのこと。
同社が開発する、クラウド上で共同デザインがおこなえるソフト「3DEXPERIENCE」を使用して進められ、設計、モデリング、シミュレーションまで、わずか半年で終えることができたようだ。
実用化までは時間がかかるかもしれないが、現在、同プロジェクトは製品化の段階に入っているとのこと。
配備されれば役に立つことは間違いないだろう。
© dassaultsystemes/Instagram
Top image: © ダッソー・システムズ